【現地レポート】「Think 2026」 参加速報!~AIファーストが切り拓くビジネスの未来~
皆さん、こんにちは!技術企画本部の海野です。
米国マサチューセッツ州ボストンで開催されたIBMの年次イベント「Think 2026」に現地参加してきましたので、熱気あふれる会場の様子をどこよりも早くお届けします!
本記事では、イベントの様子をレポートいたします。
5,000人超が熱狂!活気に満ちたボストン会場
昨年に続きボストンで開催された今年のThinkは、世界中から5,000人を超える参加者が集まり、会場は異様なほどの活気を見せていました。恒例の「think」オブジェを前に、テクノロジーの進化を肌で感じる瞬間です。

基調講演:勝者の条件は「AIファースト・エンタープライズ」

IBM会長兼CEOであるアービン・クリシュナ氏は、基調講演で「AIファースト・エンタープライズ:テクノロジーによるビジネス変革の展望」について熱く語りました。
その中で特に注目を集めたのが、AI、ハイブリッドクラウド、そして量子コンピューティングという3つの技術領域が収束することで、企業に驚異的な価値をもたらすというメッセージです。
そして、未来の「勝者」となるための行動指針として特に印象的だったポイントは以下です。
- AIを中核に据える:
AIを単なる周辺ツールではなく、ビジネスの核(AIファースト)として活用すること。 - 強固なアーキテクチャ:
変化に強く、データ主権を確保できるハイブリッド・アーキテクチャの構築すること。 - 新技術の早期取り込み:
量子コンピューティングなどの次世代技術を早期に活用し、競争優位性を確保すること。
さらに、クリシュナ氏は、「すべての変革は常に具体的な成果に結びついていなければならない」とする重要な考え方を述べていました。その上で、「ハイブリッドクラウドとAIは別々に存在する技術ではなく、共に一つの物語を描くものだ」と強調していました。
「PoCの時代は終わった」現場で感じたAgentic AIの息吹
会場で何度も耳にしたのが、「PoC(概念実証)は好きではない」「技術だけでは不十分」という言葉でした。 もはやAIは「試す」段階から「実践」の段階へ。特に今年は、AIが自律的にタスクをこなす「Agentic AI(エージェント型AI)」が大きなテーマとなっていました。
主な注目発表
- IBM Bob SaaS
アプリ開発の全工程をサポートするAIパートナー。
- IBM Concert platform
複雑なハイブリッド環境の運用を自律的に最適化するプラットフォーム。
- IBM Sovereign Core
デジタル主権を確保しながらAIを大規模展開するための新基盤。
AIが登場する前に作られた「サイロ化した組織やプロセス」そのものを、AIの存在を前提としたプロセスに作り変えていく活動が不可欠だと強く感じました。
ほっと一息、Bobのラテアート
セッションの合間には、IBMのAIキャラクター「Bob」のラテアートが施されたカフェラテで休憩。
飲むのがもったいない可愛さでしたが、美味しくいただきました!

ちなみにこの「Bob」は、エージェント型AI製品としても正式に提供が開始されています。
夜はレセプションでグローバル交流!
2日目の夜は、参加者が一堂に会するReceptionが開催されました。
DJや生バンドの演奏が流れる中、世界中のエンジニアやビジネスリーダーと交流し、非常に刺激的な時間を過ごせました。

おわりに
Think 2026 を通じて、AIが単なるツールを超え、ビジネスモデルそのものを根本から再定義する時代の到来を強く確信しました。
私自身、光栄なことに現地でパネルディスカッションに登壇させていただく機会がありました。
セッションでは、注目の「IBM Bob」を活用した具体的なメリットや、導入時に避けては通れない「リスク回避の勘所」について、実体験を交えてお話ししました。各国のリーダーたちとの議論は非常に刺激的で、私にとっても大きな学びと自信を得る有意義な時間となりました。

今回の出張で得た世界最先端の知見を、日本の皆様のビジネス変革にどう還元し、活かしていけるか、今からワクワクしています。
2027年6月のボストン開催を心待ちにしつつ、まずは日本で皆様にお会いし、この熱気をお伝えできるのを楽しみにしております!

参考リンク
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