2021年01月

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ハイブリッドクラウド、最大の課題となる「運用」をクリアする 「IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud」の実力

社内システムのクラウド移行が着実に進む中、全システムをクラウド移行するのではなく、オンプレミスと適材適所で使い分ける「ハイブリッドクラウド」を選択する企業が増えています。
オンプレミスとクラウド、それぞれのメリットを享受できる一方、データ連携や管理の効率化が課題になっています。

これらの課題を解決し、ハイブリッドクラウド運用の最適解としてお勧めなのが「IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud」です。
クラウドへの移行からオンプレミスとのデータ連携、クラウド・ストレージの効率化などを実現し、様々なシーンで大きな効果を期待できます。
具体的に何ができるのか?その特長や活用法を紹介します。

 

Index

クラウド移行と同時にオンプレミス回帰のトレンドも。現実解は「ハイブリッドクラウド」
ストレージ管理機能に加えクラウド連携に対応する「IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud」
ハイブリッドクラウドでのDR対策からAWS環境のコスト削減まで、様々なシーンで有効
ハイブリッドクラウド・マルチクラウド環境の効率的な管理に
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クラウド移行と同時にオンプレミス回帰のトレンドも。
現実解は「ハイブリッドクラウド」

総務省の令和2年版情報通信白書によると、クラウドサービスを利用している企業は 64.7%(全社的に利用。一部の事業所、または部門で利用を含む)にのぼり、前年から 6.0ポイント上昇と、企業におけるクラウド利用が進んでいることが分かります。

AWS などに代表される IaaS の利用も増えていますが、IaaS では、用途によって得られる効果に大きな差が出ることも。
例えば、特定の期間だけ負荷が高まるシステムなどはコスト削減の効果が出やすいものの、常に一定のパフォーマンスで稼働し続けるシステムは割高になりがちです。

こういったことから、最近ではオンプレミス回帰の動きも多く見られるほか、「全システムをクラウドに移行するのは、無理がある」というケースも少なくなく、オンプレミスとクラウドを適材適所で使い分ける「ハイブリッドクラウド」が現実解として注目されています。

 

ストレージ管理機能に加えクラウド連携に対応する
「IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud」

ハイブリッドクラウド環境の運用をサポートする「IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud」ですが、具体的に、何ができるのでしょうか?

そもそも「IBM Spectrum Virtualize」は、IBM のオールフラッシュストレージ「IBM FlashSystem」に搭載されているソフトウェアであり、リアルタイム圧縮や重複排除、シンプロビジョニングからデータのブロックレベル自動階層化など、ストレージの運用・管理に必要な機能を提供します。
さらに特長的なのが、ストレージ外部仮想化機能。これにより、IBM FlashSystem に接続した他社ベンダーのストレージまで含めた一元管理を可能にします。

そして、この IBM Spectrum Virtualize をパブリッククラウド上で利用できるようソフトウェア単体で提供しているのが、IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud です。

IBM Spectrum Virtualize の機能に加えて、クラウド連携機能を搭載。オンプレミス環境の IBM FlashSystem と連携することで、オンプレミス・クラウド間で自由にデータを移動できるほか、複数クラウド間での連携も可能です(現在は、IBM Cloud、AWSに対応)。
オンプレミスからクラウドへの移行に関してはクラウド事業者などが様々なサービスやツールを提供していますが、クラウドからオンプレミスへの移行には対応していないケースがほとんど。
IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud では双方向でのデータ移動が可能なため、状況やニーズにあわせて自由にデータを行き来させることができます。

また、ハイブリッドクラウド環境ではオンプレミスとクラウドをそれぞれ別のツールで管理しなければならず、管理負荷の増加が懸念されますが、IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud と IBM FlashSystem であればクラウド環境もオンプレミス環境も同じ UI で管理可能。
複数の管理ツールの操作を覚える必要がなく、負担を最小限にハイブリッドクラウド環境を運用できるのです。


 

ハイブリッドクラウドでのDR対策からAWS環境のコスト削減まで、様々なシーンで有効

ハイブリッドクラウド・マルチクラウド環境において IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud を活用することで、例えば以下のことが可能になります。

  • 用途や状況にあわせた、オンプレミスとクラウドの使い分け(ワークロード最適化)
  • DR対策、マルウェア対策としてのバックアップ環境としての利用
  • クラウド障害対策としてのマルチクラウド構成
  • データをクラウドにコピーし、開発や分析などに活用

このほか、AWS のクラウド環境単体で活用するケースでもコスト削減効果を期待できます。

IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud は、AWS で稼働するシステム・アプリケーションで一般的に利用されるストレージサービス「Amazon EBS」の統合管理が可能。データ圧縮や重複排除により課金対象となるデータ容量を削減でき、コスト削減に。
さらに、複数の EBSボリュームをプール化して管理することで、システムやアプリケーションを停止させることなく拡張できます。事前に余裕をもった容量を確保する必要がなくなり、さらなるコスト削減が可能です。

そのほか、自動階層化や差分バックアップといった機能もコストの最適化に貢献します。

 

ハイブリッドクラウド・マルチクラウド環境の効率的な管理に

クラウド移行のトレンドは今後も継続していくでしょう。
しかし「クラウドに移行すれば、すべて OK」というわけではなく、オンプレミスに戻す可能性や、ハイブリッドクラウド構成も視野に入れて検討する必要があります。
さらに、特定のクラウド基盤に依存することのリスクを避けるため、またクラウド基盤ごとの特性やメリットにあわせた使い分けなどから、マルチクラウド化も進むと考えられます。

こういった環境を効率的に管理するには、データ圧縮や重複排除といったストレージ管理の基本的な機能からデータレプリケーション、バックアップ、さらにクラウド連携までそろっている IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud は、有力な選択肢と言えるでしょう。

 
 

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2022年06月24日

【早わかり】AIX と IBM i ライセンス情報

こんにちは。エヌアイシー・パートナーズ 村上です。 2022年度は新しい試みとして、 ・理解しているつもりだけど説明はできない ・時間があれば調べたいと思っていた ・当たり前な知識かもしれなくて質問しにくい という内容を取り上げた「早わかりシリーズ」を掲載していきます。 今回は、IBM Power のメインOS、AIX と IBM i のライセンス情報をご紹介します。 AIX とIBM i は、片方のライセンス情報しか知らないという方も意外と多いので、ぜひこの機会に比較しながら読んでみてくださいね。   セクション 1) 永続ライセンスのおさらい 2) マンスリーとサブスクリプションをご存じですか? 3) ライフサイクルとバージョンのポイント   1) 永続ライセンスのおさらい AIX とIBM i のスタンダードなライセンス「永続ライセンス」。 有効期限のない永続ライセンスは、SWMA (SoftWare MAintenance) と合わせて所有します。 永続ライセンス OSを利用できる権利。1年目に購入。 SWMA 「サブスクリプション(最新バージョンへのアップグレード)」と「テクニカルサポート(対象製品に対するQAサポート)」の権利。 1年~5年で選択し、継続するためには都度オーダーが必要。 更改などで新ハードウェアへ移行する場合、 AIX 永続ライセンスはIBM Power本体に紐づくので、新ハードウェアになるタイミングで永続ライセンスが買い直しになります IBM i 既存機のライセンスを新ハードウェア移管することが可能です(移行先の機械レベルが高くなる場合は追加料金が発生) IBM i には、移行中ライセンスとして安価なITL(IBM Temporary License)が提供されたり、DR機専用のライセンスがあったりもします。   2) マンスリーとサブスクリプションをご存じですか? さて、このセクションが今回のブログの本題です。 2022年6月現在、AIX とIBM i には「永続」「マンスリー」「サブスクリプション」と3種類のライセンスがあります。 以下は利用ケースのイメージです。 利用ケース 永続ライセンス ・長期間利用 マンスリーラインセンス ・移行時の短期利用 ・スパイク(最低限の環境をさっと作って概ねの方向性を確認する) サブスクリプションライセンス ・初期投資を抑えたい場合に利用 ・HWに依存せず臨機応変に利用(中長期間でAIXの場合) サブスクリプションライセンスは、AIX は2021年、IBM i は2022年に提供が開始されました。 (表が見えにくいのでクリックして拡大してご覧ください) サブスクリプションライセンスは、今後拡張が予定されています。 利用ケースにあったライセンスを選択できるようになってきたので、臨機応変な検討ができるようになりますね。   3) ライフサイクルとバージョンのポイント 2022年6月時点で、IBMは「AIX も IBM i も将来の投資を継続する」という発表をしています。 IBM Power ユーザとしては一安心です。 どちらのOSも、サポートライフサイクルは10年間となります。 下記にバージョンのポイントを纏めてみました。 <AIX > 購入できるバージョン v7.2 , v7.3 標準サポートがあるバージョン v7.1, v7.2, v7.3 どうやってもサポートが終わっているバージョン v5.3 実はまだ有償延長サポートがあるバージョン v6.1 TLが出るタイミング(※) 1回/年、成熟してくると1回/2年 サポートライフサイクル(10年) 標準(最短6年)+延長保守(3~5年) <IBM i > 購入できるバージョン v7.3 , v7.4, v7.5 標準サポートがあるバージョン v7.3, v7.4, v7.5 どうやってもサポートが終わっているバージョン v6.1 実はまだ有償延長サポートがあるバージョン v7.1, v7.2 TRが出るタイミング(※) 2回/年(最新バージョンと1世代前のバージョンに対して) サポートライフサイクル(10年) 標準(7年)+延長保守(3年) <※TLとTRの補足> TL:テクノロジー・レベル。AIXにおける問題の修正、新しいハードウェアのサポート、ソフトウェアの機能拡張が含まれたプログラム。 TR:テクノロジー・リフレッシュ。IBM i におけるオファリング、サービス、およびハードウェアの機能拡張を提供するプログラム。 かなり前のバージョンも、延長保守のサポートがあるため更改時も安心です。 ただ、延長保守サポートは、部品不足による急な保守終了や、新規の問い合わせに対応いただけない、という面があるので要注意です。 また、延長保守サポートには細かい前提が設けられており前提にも随時変更が入りますので、ご利用を検討される際はお問い合わせください。   さいごに つい先日(2022年6月)、IBM i の複数のソフトウェアラインセンスが無償化される発表(IBM PartnerWorld)がありました。 IBM i では更改の検討が始まると、実際に利用している有償ソフトウェアの見直しが入ったりして、見積もりに時間がかかることがありますよね。 有償ライセンスが減ったことで、見積もりが少しでも簡単になり助かります。 クラウドシフトが進む中で、ライセンス体系、課金、監査方法が複雑化しています。 弊社には毎日のようにパートナー様からライセンス関連の相談やお問い合わせが来ています。 OSのみではなく、あらゆるソフトウェアのライセンス情報収集に日々奮闘(?)しているSEが多数おりますので、お困りの際はお気軽にご連絡ください! ※ 本ブログの情報は時間経過とともに変更が入る可能性があります。   お問い合わせ この記事に関する、ご質問は下記までご連絡ください。 エヌアイシー・パートナーズ株式会社 E-Mail:voice_partners@niandc.co.jp  

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