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2022年12月27日

【おさらい】IBMハードウェア保守契約の基礎

こんにちは、営業促進部 IBMハードウェア保守担当チームです。 今回は「IBMハードウェア保守契約について」をテーマとして取り上げました。みなさんよくご存知とは思いますが、保守の知識が混同されている場合が見受けられますので改めておさらいしたいと思います。 目次 保証と保守契約 サービスの時間帯 契約の種類 IBM保守契約(更新・解約) 保守廃止と特別保守延長 お問い合わせ 保証と保守契約 IBM製品には通常、一定期間「保証」がついており、無償で機械の修復を受けられます。ただし、準備された保証サービスには故障受付時間に制限があったり、翌日対応となる場合もあります。 保守契約とは、上記の保証期間が終了した後も引続き機械の修復を受けられるサービスです。また、保証期間の機器へのさらなるサービス、例えば24時間対応などを求める場合にも、保守契約を締結し保証サービスを強化することも可能です。 サービスの時間帯 現在IBM保守契約で選択できる時間帯は以下の2つです。※以前は4つの時間帯がありましたが、2022年5月より変更されました 09:00 - 18:00/月曜日 - 金曜日(翌営業日対応) 00:00 - 24:00/月曜日 - 日曜日 いずれの場合もまずは対応時間内に IBMサービスライン障害受付窓口に連絡し、その後技術員が手配される形となります。 契約の種類 保守サービスの基本はオンサイトサービスで、障害時に IBM技術員が契約で特定した設置先に向かい現地で修復作業を行うものです。IBM ではこのオンサイトサービスの他に次のようなオプションサービスが用意されています。 ※これらのオプションサービスは対象機器がオンサイトサービスを契約していることが前提となります ベーシックセレクション 対象機器のファームウェア更新と年一回の定期点検を提供します。通常ファームウェアの更新はお客様作業となっていますが、当サービスを締結することにより、障害時のファームウェア更新はもとより年一回定期点検時に予防保守としてファームウェアの更新が行われます。ちなみに、ファームウェア更新と定期点検はそれぞれ別々のオプションサービスとしても準備されていますが、提供可能な時間帯に制約があるためベーシックセレクションのほうが断然オススメです。 メディア・リテンション 保守作業時に取り外したハードディスクやソリッドステートドライブ機構がお客様へお渡しされるサービスです。例えば、障害のあったハードディスクを IBM技術員が良品と交換した場合障害品は IBM の持ち帰りとなりますが、このオプションサービスを締結することにより障害品もお客様にお渡しされます。 IBM保守契約(更新・解約) IBM保守契約は原則自動更新です。したがって、契約時にサービス終了期間を設定しないかぎり自動で更新されます。 更新時期は契約時に設定した更新月1日です。自動更新を終了したい場合、例えば機器の使用の終了が予定されている場合などは、希望解約日の2ヶ月以上前に書面で通知いただくことが必要となります。 解約を通知するには、以下のいずれかの条件を満たす必要があります。 対象となる機械の保守契約期間が1年以上 保守契約期間が2ヶ月以上経過した機械を設置場所から撤去し、かつ使用を中止した場合 弊社側の原因による保守料増額の効力発生日 保守廃止と特別保守延長 IBM製品は機種ごとに保守廃止が通知されます。(例えば「2023年12月31日をもってこのモデルは保守廃止」という形) 発表された機器が保守契約を締結している場合、保守契約も廃止日で終了となり「保守サービス提供廃止に伴う解約通知書」が発行されます。保守廃止日以降も対象機器を使用することが必要でどうしても保守契約したい場合は、IBM に特別保守延長申請を行います。IBM にて部品の確保状況などから申請が吟味され、承認された場合は IBM が指定した期間を最長に特別保守延長契約を締結することが可能となります。 いかがでしたか。その他ハードウェア保守についてご不明な点がありましたら、お気軽にご相談ください。 お問い合わせ この記事に関するお問い合せは以下のボタンよりお願いいたします。お問い合わせ   .highlighter { background: linear-gradient(transparent 50%, #ffff52 90% 90%, transparent 90%); } .anchor{ display: block; margin-top:-20px; padding-top:40px; } .btn_A{ height:30px; } .btn_A a{ display:block; width:100%; height:100%; text-decoration: none; background:#eb6100; text-align:center; border:1px solid #FFFFFF; color:#FFFFFF; font-size:16px; border-radius:50px; -webkit-border-radius:50px; -moz-border-radius:50px; box-shadow:0px 0px 0px 4px #eb6100; transition: all 0.5s ease; } .btn_A a:hover{ background:#f56500; color:#999999; margin-left:0px; margin-top:0px; box-shadow:0px 0px 0px 4px #f56500; } .bigger { font-size: larger; }

2022年12月27日

ハイブリッドクラウド時代に求められるAIを活用したIT運用管理 ~AIで自動化し、IT運用管理を最適化するIBM Cloud Pak for AIOps~

生産性向上を目指し DX に取り組んでいる企業では、ハイブリッドクラウド環境で稼働するシステムの増加に伴い運用管理ツールが増え続け、様々な環境から発生する膨大な数のインシデントチェックとその対応がこれまで以上に IT運用管理者の負担となってきています。この複雑化したIT運用管理の課題に対して、今、注目されているのが「AIによる自動化」です。 本コラムでは、IT環境の異常に対する自己検知、診断、対応を行う過程をAIにより自動化し、IT のコントロール性、効率性、ビジネス継続性の向上を実現する「IBM Cloud Pak for AIOps」についてご紹介します。 目次 ハイブリッドクラウド化により複雑化するIT運用管理の課題 複雑化したシステムのインシデントチェックと、その対応に自動化が有効な理由 IBM Cloud Pak for AIOpsが解決する3つのIT運用の課題 まとめ お問い合わせ 関連情報 ハイブリッドクラウド化により複雑化するIT運用管理の課題 生産性向上を目指して DX を推進する企業の多くは基幹系システムがオンプレミスで稼働する一方、クラウド上で稼働するシステムも増加しています。オンプレミスとクラウドが混在した状態で複数のシステムを運用しているためトラブル発生時の原因究明や解決のために複数の運用管理ツールを複合的に利用する必要があり、IT運用管理の現場の大きな負担となっています。 例えば、1つの環境で稼働するシステムであれば障害発生箇所とその対応方法は特定のツールを利用して情報収集し判断ができるため比較的障害箇所を把握しやすいですが、システム自体がオンプレミスとクラウド環境の両方を使っているように複数の環境でシステムが稼働していると環境ごとに異なるツールに収集される膨大なイベントやアラートに対して原因を特定するまでの工程が多く、時間もかかります。 現場では熟練した技術者が常に不足している状態でこの負担が恒常化すれば、あってはならない「見逃し」や「対処の遅れ」によるサービス停止が危惧されます。そのため、いざ障害が発生した際に素早くトラブルシュートができないのではないか?という危機感を持っている管理者は少なくないのではないでしょうか。 先に述べた通り、オンプレミス・クラウド両方の環境で構成されたシステムのインシデントチェックとその対応には、複数のツールを利用して膨大なイベントやアラートを収集・判別し、迅速にトラブルシュートする必要があります。また、オンプレミス・クラウド双方において情報を収集・分析し、早急な対応が必要な案件をフィルタリングして抽出しなければなりません。 そこで注目されているのが、今回ご紹介する「AIによる自動化」です。 複雑化したシステムのインシデントチェックと、その対応に自動化が有効な理由 インシデントチェックとその対応は環境ごとに次のような工程に分かれており、各工程で人手を介する場合相応の時間がかかります。 (1)イベントの検知 (2)インシデント発生箇所の特定 (3)インシデントの診断 (4)インシデントへの対応 (5)インシデント対応実施および修復完了 これを最適化・高度化するのが、AI による自動化されたフィルタリング機能です。 まず、複数のツールすべてのイベントを一元収集し自動的にグルーピングして対応アクションを紐づけることにより、(1)検知・(2)特定・(3)診断までの時間を大幅に短縮します。 AI はこれまでの管理知識や経験則を学習しているため、長年担当した熟練技術者や専任の管理者が不在であっても対応が可能です。さらに、定型のイベントやアラートに対しては Red Hat Ansible Automation(※1)などの自動化ツールで事前に対処方法を確立しておけば、人手を使わず自動で障害対応を実行することが可能です。そのため、(5)対応完了までの時間も大きく短縮することができます。 AI による自動化を活用すれば、膨大な数のイベントやアラートを人がすべてチェックする必要はなくなります。早急な対処が必要な重要インシデントのみを AI がフィルタリングで絞り込んでくれるため、管理者はイベントやアラートを見逃すことなく障害が起きる前に対応することができ、システム監視と発生したイベントの解決を効率化することが可能になるのです。 ※1:Red Hat Ansible Automationは、米国Red Hat社が開発するオープンソースの構成管理(自動化)ツール。サーバー構築から構成の変更、動作確認、確認作業まで一連の作業を自動化することができる。 IBM Cloud Pak for AIOpsが解決する3つのIT運用の課題 IT運用ツールチェーン全体に先進的な AI を実装することで、膨大なイベントやアラート通知をフィルタリングし重要で対処が必要な案件のみに絞り込んでシステム監視を効率化するのが、AIOpsプラットフォーム「IBM Cloud Pak for AIOps(以下 AIOps)」です。 AIOps は、IBM Research の120を超える特許と自然言語理解(NLU)、機械学習(ML)、自然言語処理(NLP)といった、最も優れた IBM Watsonテクノロジーを活用してシステム環境全体でデータを解析します。IT環境の異常に対する自己検知、診断、対応を行う過程を自動化し、リスクと埋もれた技術資産を特定します。 これにより、基幹業務のワークロードにおけるインシデントを確実に評価、診断、解決できるようになり、IT のコントロール性、効率性、ビジネス継続性を向上させて複雑化するハイブリッド/マルチクラウド環境に対応した運用のモダナイゼーションを実現し、次の3つのメリットを実現してIT運用の課題を解決します。 1. データの一元収集と解析によるアジャイルでプロアクティブな運用管理 エンティティ・リンキング(知識ベースに結びつけ)によって構造化データと非構造化データを合わせて理解し、自然言語処理、機械学習テクノロジーを活用することで正確な診断および解決のリコメンデーションを行います。 IT環境から発生する様々なイベントやアラートを一元収集しこのテクノロジーを活用し解析することで、複雑化した複数のシステム環境における異常をリアルタイムで検知・分析することができるようになります。 AIOps を活用し IT運用の中核に AI を据えてすべてのビジネスワークフローに適用することで、アプリケーションとインフラストラクチャーの管理を集約し、問題を検知し解決する時間を短縮することが可能になります。 複数データを全体で処理することによってのみ理解できる固有の洞察を得ることも可能です。トポロジー機能によるアプリケーションやクラスターの可視化、問題の発生個所とその影響範囲の把握、および問題解決に向けて迅速に対応が可能なため、アジャイルでプロアクティブな継続的に向上していく AI主導の運用管理を実現します。 2. インシデントチェック・対応を自動化して障害運用を効率化 AI/ML を活用したイベント分析により、関連イベントをグルーピングするとともに問題のコンテキストを把握します。また、問題に対する Next Best Action を提示することで、イベント通知量を軽減すると同時に実行可能で効率的な障害運用を推奨することも大きな特長です。 Slack といった Chatツールへの情報連携によって、関連するイベントやトポロジーの情報、過去の類似事象、次に行うべきアクションを合わせて Chat内で提示してくれるので、早期に対応を開始することができます。さらに、相関関係・因果関係・パターン特定により、洞察の根拠に関してステークホルダーにわかりやすい推論および説明があるので対応も迅速に実施できます。 これにより、今まで検知できなかった問題やその影響範囲を自動検知し早期に対応を開始するとともに、ホットスポットとボトルネックの可視化、財務的影響についての情報活用、早急に取り組まなければならない問題の優先順位付けなどの洞察を提供することで、次に行うべきアクションを自動的に提示し、解決時間を短縮します。 3. インシデント管理ツールチェーンによる予測保守で品質と生産性を向上 運用チームの働く場所で実行し既存のツール・プロセスワークフローを活用することで、ITデリバリーを加速し効率性を向上させます。 これらのデータはプロセスに組み込まれ運用チームに専門家のガイドを提供するため、お客様環境における傾向を把握した上で障害発生を予測することができ、事前に対応を行うことで障害発生を予防することにつながります。 また、AIOps の AI による早期の異常検知や次に行うべきアクションの提示には、運用コストの削減や ITサービスの品質向上も見込まれます。さらに、サービスを可能な限り迅速に復元するように最適化されており、これにより最高レベルのサービス品質と可用性が維持されます。 「IBM Cloud Pak for AIOps」の詳細 は こちら まとめ AIOps はマルチクラウド・ハイブリッドクラウドで利用される様々なツールによって生成されるイベントやアラートを一元収集し、収集したデータを AI で解析することで従来の手作業では発見できなかった問題を早期に明らかにしていくために有効な製品です。 また、膨大なイベントやアラート通知をフィルタリングし重要かつ対処が必要な案件のみに絞り込むことでシステム監視を効率化するとともに、対処が必要なインシデントに対してはその対処方法を提示してくれるのも、AIOps の大きな特長です。 さらに AIOps はどのようなソースからでもデータを取り込み、ローカル、ハイブリッド、マルチクラウド環境を横断して管理するだけではなく、お客様が選んだ様々なコラボレーションプラットフォームとの連携や IT運用ツールとの相互運用が可能で、様々なクラウドでも洞察を直接ワークフローにつなげることができます。 特に、 マルチクラウド・ハイブリッドクラウドにおいてフルスタックの可観測性を提供し、環境を理解・判断して迅速にアクションを促す洞察を提供する「IBM Observability by Instana」 AIを活用し、アプリケーションのためのリソース配置を自動的に最適化するAIOpsソリューション「Turbonomic ARM for IBM Cloud Paks」 AIライフサイクル管理機能(継続的学習、公平性、ドリフトモニタリング、データリネージュ、など)を提供する「Cloud Pak for Data」 と連携させることによってハイブリッド・マルチクラウド環境の効率的な管理を実現し、クラウドのメリットを最大化させることができます。 エヌアイシー・パートナーズは IBM認定ディストリビューターとして、ARM(Turbonomic)や APM(Instana)製品などとともに、AIOpsソリューションの拡張提案についてご支援します。 AIOpsソリューションに関するお悩みは、ぜひエヌアイシー・パートナーズへご相談ください。 お問い合わせ この記事に関するお問い合せは以下のボタンよりお願いします。お問い合わせ 関連情報 ハイブリッド環境で最適なITリソースを可視化、継続的に管理する方法とは!? デジタルビジネス時代に必須なアプリケーションの安定稼働を実現「IBM Observability by Instana」   .highlighter { background: linear-gradient(transparent 50%, #ffff52 90% 90%, transparent 90%); } .anchor{ display: block; margin-top:-20px; padding-top:40px; } .btn_A{ height:30px; } .btn_A a{ display:block; width:100%; height:100%; text-decoration: none; background:#dceefe; text-align:center; border:2px solid #51aafd; color:#FFFFFF; font-size:16px; font-weight:normal; border-radius:16px; -webkit-border-radius:16px; -moz-border-radius:16px; transition: all 0.5s ease; } .btn_A a:hover{ background:#FFFFFF; color:#51aafd; margin-left:0px; margin-top:0px; border:2px solid #51aafd; box-shadow:0px 0px 0px 0px #FFFFFF inset; } .btn_B{ height:30px; } .btn_B a{ display:block; width:100%; height:100%; text-decoration: none; background:#085399; text-align:center; border:1px solid #FFFFFF; color:#FFFFFF; font-size:16px; font-weight:normal; border-radius:50px; -webkit-border-radius:50px; -moz-border-radius:50px; box-shadow:0px 0px 0px 4px #085399 ; transition: all 0.5s ease; } .btn_B a:hover{ background:#085399; color:#999999; margin-left:0px; margin-top:0px; border:1px solid #FFFFFF; box-shadow:0px 0px 0px 4px #085399 ; } .btn_CTA{ height:30px; margin-bottom:40px; width:450px; } .btn_CTA a{ display:block; width:100%; height:100%; text-decoration: none; background:#6200f5; text-align:center; border:1px solid #FFFFFF; color:#FFFFFF; font-size:16px; border-radius:50px; -webkit-border-radius:50px; -moz-border-radius:50px; box-shadow:0px 0px 0px 4px #6200f5; transition: all 0.5s ease; } .btn_CTA a:hover{ background:#bf94ff; color:#999999; margin-left:0px; margin-top:0px; box-shadow:0px 0px 0px 4px #bf94ff; }

2022年11月15日

【早わかり】IBM Cloud Object Storageを見積してみよう

こんにちは、エヌアイシー・パートナーズ高村です。 今回の【早わかり】ではIBM CloudサービスのIBM Cloud Object Storageの見積方法をご紹介したいと思います。 冒頭から余談ですがIBM Cloud Object Storageは"IBM COS"や"ICOS"と略されるようです。資料などを検索するとIBM COSと略す資料が若干多かったので、このブログではIBM COSと記載します。 IBM COSの概要 まずはじめに、簡単にIBM COSのご紹介です。IBM COSはオブジェクトストレージといわれるストレージになります。オブジェクトストレージとはその名のとおり、データをオブジェクト単位で扱うストレージです。よく耳にするストレージとしては、ブロックストレージ、ファイルストレージがありますので表にまとめてみました。 ブロックストレージ データ保存方法 記憶領域を論理ボリュームという単位で分割、さらに内部を固定長のブロックに切り出し、そのブロックにデータを保存 プロトコル FC、SCSI、iSCSI、FCoE 主なIBM製品 IBM SpectrumVirtualize (Flash System製品など) ファイルストレージ データ保存方法 フォルダ、ディレクトリといった形式で階層的に管理、保存 プロトコル CIFS、NAS、FTP 主なIBM製品 IBM Spectrum Scale、IBM Elastic Storage System オブジェクトストレージ データ保存方法 データ・ファイルをオブジェクトと呼ばれる断片に分割し、それらのオブジェクトを単一のリポジトリーに保存 プロトコル HTTP/HTTPS(REST API) 主なIBM製品 IBM Cloud Object Storage ファイルストレージはディレクトリごとの保存サイズに上限がありますが、オブジェクトストレージは階層のないフラットな空間に保存されるので大量のデータ保存に向いていますね。 IBM COSの特徴 IBM COSですが、主な特徴をご紹介します。 1.多様な提供形態 IBM Cloudサービスでの提供とオンプレミス環境で利用可能です。オンプレミス環境ではSoftware Defined Storageまたはアプライアンス製品がございます。例えばバックアップストレージはIBM CloudサービスのIBM COSを使用するなどハイブリッドでのご利用も可能で、お客様のニーズにあった提供形態を選択することができます。 2.高い信頼性、可用性 Information Dispersal Algorithm(IDA:情報伝播アルゴリズム)という技術により、保存データ容量を抑えるとともに、データを強固に守ります。またIBM Cloudサービスでのご利用ですが、レジリエンシーオプションの選択によってリージョンを超えてデータを複数のデータセンターに分散格納する"クロスリージョン"、同一地域内にある複数のデータセンターに分散する"リージョン"のオプションを選択でき高可用性を実現しています。 3.コスト削減 IBM Cloudサービスの場合、1GB/月から使える安価な従量課金モデルとなっています。また4つのストレージクラスがあり、特にSmart Tierは毎月のアクセスを追跡し 3つの価格設定(Hot、Cool、Cold)から1カ月の使用量に応じた料金を算出します。これは変更が頻繁に起こるワークロードや予測しづらいワークロードに有用で、コスト最適化を実現できます。 IBM COSの概要が見えてきましたね。ここでは細かい機能説明は記載しませんが、詳細な情報が欲しいという方はお気軽に文末に記載の お問合せ先 までご連絡ください。 見積ですが、提供形態によって見積方法が異なります。今回はIBM Cloudサービスを利用する際のIBM COS見積方法をご紹介します。 1) IBM COS見積に必要な情報 IBM COSの見積には以下表中の情報が必要になります。 項目 説明 レジリエンシー 以下3つのオプションから選択 Cross Region : 一つのGeo内の3つのRegionに跨ってデータが保管され、最高の可用性と回復性に優れる Regional : 一つのRegion内の複数のゾーンに跨って保管され、可用性とパフォーマンスに優れる Single Site : 一つのデータセンター内の複数のデバイスに跨って保管され最も局地性に優れる ロケーション データ保管するロケーション:上記のレジリエンシーの選択によって異なる。日本では東京、大阪が選択可能 ストレージクラス 以下4つのストレージクラスから選択 Smart Tier:アクセス頻度が動的または予測不可能、hot,cool,coldの料金レートに自動分類し毎月のストレージコストを最適化 Standard:アクセス頻度が高い Vault:Standardよりアクセス頻度が低い Cold Vault:最小限のアクセスでよい ストレージ容量(GB/月) 月に利用するストレージ容量(GB単位) クラスA(1,000回当り)呼び出し データへの書き込みに対する要求の数、1,000回単位で課金 クラスB(10,000回当り)呼び出し データへの読み取りに対する要求の数、10,000回単位の課金 データ取得(GB/月) IBM COSからダウンロードするデータの量(GB単位) 今回は以下の想定で見積してみたいと思います。通常はバックアップストレージとして利用します。障害が発生し、データのリストアが必要になった場合にIBM COSからデータダウンロードを行う想定です。よって緊急時のデータ取得費用も確認するため、データ取得は"年1回10,000GBダウンロード"として算出してみたいと思います。 ・レジリエンシー⇒Regional ・ロケーション⇒東京 ・ストレージクラス⇒Smart Tier ・ストレージ容量(GB/月)⇒50,000GB/月 ・クラスA(1,000回当り)呼び出し⇒1 ・クラスB(10,000回当り)呼び出し⇒1 ・データ取得⇒年1回に10,000GBダウンロードを想定 2) IBM COSの見積方法 ①以下URL先のIBM CloudのCloud Object Storageのサイトへ入ります。ここではIBM Cloudのログインは不要です。IBM Cloudのアカウントを持っていない方でも見積もることができるので気軽に確認できますね。 https://cloud.ibm.com/objectstorage/create#pricing ②要件に沿って、赤枠をクリックして設定します。通貨は米国にします。 選択すると下に各項目毎に月額が表示されるので、ストレージ・クラス料金体系の赤枠内Smart Tierを確認します。※金額は2022年11月時点の金額になります。 ③各項目の費用が出たので、要件から計算します。Smart-Tierは自動コスト最適化が適用されるので厳密な金額は出せません。よって今回はSmart Tierで一番費用の高いHotの料金で計算しようと思います。またデータ取得は年1回ダウンロード想定なので、ダウンロード月の費用とダウンロード無しの月の費用を算出してみます。※通貨は$で算出していますので、適宜日本円に換算してご確認ください。 年1回ダウンロード月の費用は表中青字の金額になります。 項目 単価 数量 小計 ①ストレージ容量(Smart Tier,GB) $0.0237 50,000 $1,185 ②クラスA(1,000回当り)呼び出し $0.005 1 $0.005 ③クラスB(10,000回当り)呼び出し $0.005 1 $0.005 ④データ取得(GB) $0.14 10,000 $1,400 総合計/月 $2,585.01 ダウロード無しの月額費用は、上記④の費用を除いた金額になるため、$1,185.01‬/月になります。 さいごに いかがでしょうか。見積にあたって少し計算がありますが、数分で費用を確認できます。 IBM Cloudを利用する際はバックアップストレージとしてご利用される案件も多いと思いますので是非ご提案活動にお役立てください。 お問合せ この記事に関するご質問は下記までご連絡ください。 エヌアイシー・パートナーズ株式会社 E-Mail:voice_partners@niandc.co.jp

2022年10月11日

ハイブリッド環境で最適なITリソースを可視化、継続的に管理する方法とは?

IT をビジネスに活用している企業では、ハイブリッドクラウド化やコンテナ化などを進めることによって環境が複雑になり、ビジネスを支える IT環境のリソース管理を難しくしています。 (さらに…)

2022年10月11日

出そろったPower10ラインナップ、ベストな適用シーンは?

2022年7月13日、IBM Power10シリーズにスケールアウト・サーバーとミッドレンジ・サーバーが追加されました。 (さらに…)

2022年09月13日

【てくさぽBLOG】IBM Power10プロセッサーってどこが優れているの!?

こんにちは。 てくさぽBLOGメンバーの佐藤です。 2022年7月20日に IBM より Power10 Scale Out Model の発表がありました。 既にリリースされている E1080モデルと比較して、リーズナブルな価格帯を実現してます。 今回は IBM Power の設計に注目し、どのような点が優れているのか?他社との違いは何か?にポイントを絞ってご紹介します。   Powerの3要素 Powerの設計は主に以下の3つの要素から形成されます。 パフォーマンス 資産継承 システム連続稼働(可用性 、セキュリティ)   1.パフォーマンス Power9からPower10 の主だった進化ポイントは以下の通りです。 Power9 Power10 最大搭載コア数 12 15 L2キャッシュ 512kB/Core 2MB/Core L3キャッシュ 120MB/チップ 120MB/チップ PCle Gen4 Gen5 消費電力 - Power9の半分 また、次の点も進化しています。 新命令セットISAを追加(AIやセキュリティ対応) 実行ユニット 128Bit (整数/浮動小数対応) ×8/Core OMIメモリ 1024GB/s対応 以上の観点からもパフォーマンスUPされていることがわかりますが、ここではさらに代表的なx86CPUとの比較について、独自の視点でまとめてみました。 会社名 IBM INTEL AMD CPU名称 Power10 Xeon SP 3rd EPYC 7003 プロセスルール Samsung 7nm Intel 10nm TSMC 7nm+GF 14nm ダイサイズ 602㎟ 非公開 8×81㎟+416㎟ トランジスタ数 180億 非公開 8 ×33.2億⁺84億 (パッケージ328億) コア数 15 40 64 1コアあたりのトランジスタ数 12億 非公開 5.125億 1コアあたりのスレッド数 8 2 2 L2キャッシュ/Core 2MB 1MB 512KB L3キャッシュ(共有) 120MB 60MB 32MB×8⁼256MB L3キャッシュ/Core 8MB 1.5MB 4MB CPUクロック 3.55GHz~4.0GHz 2.3GHz~3.4GHz 2.45GHz~3.5GHz メモリクロック DDR4 3200MHz DDR4 3200MHz DDR4 3200MHz メモリチャンネル 16ch(OMI) 8ch(ダイレクト接続) 8ch(ダイレクト接続) メモリ帯域 1024GB/s 200GB/s 200GB/s 比較いただければわかると思いますが、Power10は非常に豪華な構成です。 1Coreあたりの資源投入量が多く、メモリ帯域も非常に高いです。 「クロック数が高い」「1Coreあたりのキャッシュが多い」「スレッド数が多い」となり、性能向上に対して妥協なく取り組んでいます。 Intel® 64 and IA-32 Architectures Optimization Reference Manual を参考により詳しく見ていきます。 Intel Power アーキテクチャ Skylake Power10 整数同時実行数 4 8 浮動小数同時実行数 3 8 512Bit行列演算同時実行数 2 4 Power10は、1Coreあたりの同時実行数が整数、浮動小数、行列演算すべてにおいて上回っています。 SMT8は、単純な水増しではなく、同時に8つの演算を並列して実行できるだけの構造になっていることがお判りいただけるかと思います。 同時にOMI (後ほど詳細を説明します) によってより多くのメモリ帯域を確保しています。   2.資産継承 Powerは互換性について重視しています。 通常、CPUのアーキテクチャ変更はOS側で吸収するというのが一般的ですが、OSとCPU両方開発しているIBMは違います(IBMのStrong Pointの1つです!) PowerはCPU自体に互換モードを備えており、100%の互換性を担保します。 つまり、Power10ではPower9モード、Power8モードが利用可能ですので、従来の環境から一旦そのままで移行したいケースや、CPUの相性が心配といった場合でも互換モードを使うことによって安心して移行することが可能です。 ただし、互換性を最重視した結果、互換モードではPower10から新たに対応している命令セット、例えばMMA(Matirix Multiply Assist)命令は対応できない為、性能が十分に発揮できないケースがございます。 移行後はOSを最新化していただくのがおすすめです。   3.システム連続稼働(可用性、セキュリティ) IBM Powerは非常に障害に強い、ダウンタイムが少ないプラットフォームというのは周知の事実かと思います。 では、どのようにしてこのような堅牢な環境になっているのでしょうか? 従来よりPowerはプロセッサー周りについては非常に堅牢なRAS機能を搭載しています。 これらの機能は引き続きPower10でも継承されています。 First Failure Data Capture Processor Instruction Retry L2/L3 Cache ECC protections with cache line-delete Power and cooling monitor function integrated into processors’ on chip controllers CRC checked processor fabric bus retry with spare data lane 追加されたPower10のRAS機能とセキュリティ機能について解説します。 Power10では、主にプロセッサー外部のRASおよびセキュリティ機能が強化されています。 OMI (Open Memory Interface) : 本来パラレル転送であるDDR4メモリをシリアル転送化するメモリインターフェースです。 シリアル転送化により、より高速にするだけでなく、従来では不可能だったCPU-メモリ間のアクセスの障害についても帯域を半減させて縮退動作させることが可能になりました。 ※Powr10プロセッサーはPower9プロセッサーと比べ4倍以上の帯域幅を確保により、高速処理を実現 Chipkill : Chipkill は従来のECCメモリより高い可用性があり、RAIDパリティのような機能です。 DIMMの中に多数搭載されたメモリチップのうち一つが障害を起こしてもリカバリします。 スペアチップ : RAIDのスペアドライブと同じでDIMM内にスペア用のメモリチップを用意することにより障害を起こしたチップを切り離し、容量を少なくすることなく代替メモリチップに切り替えます。 透過的メモリ暗号化: メインメモリ上に展開されたパスワード等のデータは暗号化が難しいため常にセキュリティリスクにさらされています。 近年ではサイドチャネル攻撃により、別の仮想区画のデータを覗き見る手段が指摘されており、これらの攻撃に対しては、根本的な対抗策はメインメモリの暗号化となります。 Power10は専用の暗号化エンジンをDIMM上に配置することにより、パフォーマンス劣化なくメモリ暗号化を実現しています。   Power10が先駆けた性能改良、セキュリティを実装しているか、を解説いたしました。   おわりに Power10は高速、高可用性、高いセキュリティとすべての要求に応えるプロセッサーとなります。 特にセキュリティについては、現状で攻撃が存在しないとしても悪意ある攻撃が登場するとゼロディ攻撃にさらされるため、対策が遅れがちになります。 さらに修正不可能なバグがあった場合は、明日サーバーを入れ替えるということも現実的にできないので、問題が発覚する前によりセキュアな機能を先んじて実装するというのが非常に大切です。 将来も安心して利用できるインフラ環境としてPower10を覚えていただければと思います。 今後Power10での提案活動が加速ていくことを期待してます。   お問い合わせ この記事に関するご質問は下記までご連絡ください。 エヌアイシー・パートナーズ株式会社 E-Mail:voice_partners@niandc.co.jp   関連情報 出荷から半年、IBM Power10が市場に与えたインパクトとは? (インタビュー) 【10分で早わかり】インタビュー記事「Power10の真の価値とは」 (インタビュー) 早わかり!ここが進化したIBM Power10! (コラム)  

2022年07月08日

出荷から半年、IBM Power10が市場に与えたインパクトとは?

IBM Power10 が出荷開始となって、半年あまりが経過しました。エヌアイシー・パートナーズ株式会社(以下 NI+C P)としては、フラッグシップ製品E1080 の売れ行きやお客様からの反響が気になります。 (さらに…)

2022年06月24日

【早わかり】AIXとIBM iライセンス情報

こんにちは。エヌアイシー・パートナーズ 村上です。 2022年度は新しい試みとして、 ・理解しているつもりだけど説明はできない ・時間があれば調べたいと思っていた ・当たり前な知識かもしれなくて質問しにくい という内容を取り上げた「早わかりシリーズ」を掲載していきます。 今回は、IBM Power のメインOS、AIX と IBM i のライセンス情報をご紹介します。 AIX とIBM i は、片方のライセンス情報しか知らないという方も意外と多いので、ぜひこの機会に比較しながら読んでみてくださいね。   セクション 1) 永続ライセンスのおさらい 2) マンスリーとサブスクリプションをご存じですか? 3) ライフサイクルとバージョンのポイント   1) 永続ライセンスのおさらい AIX とIBM i のスタンダードなライセンス「永続ライセンス」。 有効期限のない永続ライセンスは、SWMA (SoftWare MAintenance) と合わせて所有します。 永続ライセンス OSを利用できる権利。1年目に購入。 SWMA 「サブスクリプション(最新バージョンへのアップグレード)」と「テクニカルサポート(対象製品に対するQAサポート)」の権利。 1年~5年で選択し、継続するためには都度オーダーが必要。 更改などで新ハードウェアへ移行する場合、 AIX 永続ライセンスはIBM Power本体に紐づくので、新ハードウェアになるタイミングで永続ライセンスが買い直しになります IBM i 既存機のライセンスを新ハードウェア移管することが可能です(移行先の機械レベルが高くなる場合は追加料金が発生) IBM i には、移行中ライセンスとして安価なITL(IBM Temporary License)が提供されたり、DR機専用のライセンスがあったりもします。   2) マンスリーとサブスクリプションをご存じですか? さて、このセクションが今回のブログの本題です。 2022年6月現在、AIX とIBM i には「永続」「マンスリー」「サブスクリプション」と3種類のライセンスがあります。 以下は利用ケースのイメージです。 利用ケース 永続ライセンス ・長期間利用 マンスリーラインセンス ・移行時の短期利用 ・スパイク(最低限の環境をさっと作って概ねの方向性を確認する) サブスクリプションライセンス ・初期投資を抑えたい場合に利用 ・HWに依存せず臨機応変に利用(中長期間でAIXの場合) サブスクリプションライセンスは、AIX は2021年、IBM i は2022年に提供が開始されました。 (表が見えにくいのでクリックして拡大してご覧ください) サブスクリプションライセンスは、今後拡張が予定されています。 利用ケースにあったライセンスを選択できるようになってきたので、臨機応変な検討ができるようになりますね。   3) ライフサイクルとバージョンのポイント 2022年6月時点で、IBMは「AIX も IBM i も将来の投資を継続する」という発表をしています。 IBM Power ユーザとしては一安心です。 どちらのOSも、サポートライフサイクルは10年間となります。 下記にバージョンのポイントを纏めてみました。 <AIX > 購入できるバージョン v7.2 , v7.3 標準サポートがあるバージョン v7.1, v7.2, v7.3 どうやってもサポートが終わっているバージョン v5.3 実はまだ有償延長サポートがあるバージョン v6.1 TLが出るタイミング(※) 1回/年、成熟してくると1回/2年 サポートライフサイクル(10年) 標準(最短6年)+延長保守(3~5年) <IBM i > 購入できるバージョン v7.3 , v7.4, v7.5 標準サポートがあるバージョン v7.3, v7.4, v7.5 どうやってもサポートが終わっているバージョン v6.1 実はまだ有償延長サポートがあるバージョン v7.1, v7.2 TRが出るタイミング(※) 2回/年(最新バージョンと1世代前のバージョンに対して) サポートライフサイクル(10年) 標準(7年)+延長保守(3年) <※TLとTRの補足> TL:テクノロジー・レベル。AIXにおける問題の修正、新しいハードウェアのサポート、ソフトウェアの機能拡張が含まれたプログラム。 TR:テクノロジー・リフレッシュ。IBM i におけるオファリング、サービス、およびハードウェアの機能拡張を提供するプログラム。 かなり前のバージョンも、延長保守のサポートがあるため更改時も安心です。 ただ、延長保守サポートは、部品不足による急な保守終了や、新規の問い合わせに対応いただけない、という面があるので要注意です。 また、延長保守サポートには細かい前提が設けられており前提にも随時変更が入りますので、ご利用を検討される際はお問い合わせください。   さいごに つい先日(2022年6月)、IBM i の複数のソフトウェアラインセンスが無償化される発表(IBM PartnerWorld)がありました。 IBM i では更改の検討が始まると、実際に利用している有償ソフトウェアの見直しが入ったりして、見積もりに時間がかかることがありますよね。 有償ライセンスが減ったことで、見積もりが少しでも簡単になり助かります。 クラウドシフトが進む中で、ライセンス体系、課金、監査方法が複雑化しています。 弊社には毎日のようにパートナー様からライセンス関連の相談やお問い合わせが来ています。 OSのみではなく、あらゆるソフトウェアのライセンス情報収集に日々奮闘(?)しているSEが多数おりますので、お困りの際はお気軽にご連絡ください! ※ 本ブログの情報は時間経過とともに変更が入る可能性があります。   お問い合わせ この記事に関するご質問は下記までご連絡ください。 エヌアイシー・パートナーズ株式会社 E-Mail:voice_partners@niandc.co.jp  

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