IBM Power Systems Virtual Server

クラウド

IBM Cloudを使用してIBM iとAIXのワークロードをクラウドに拡張します。

IBM Power Systems Virtual Serverについて、ブログやホワイトペーパーでもご紹介しています。

目次

お客様が抱える課題

Power Systemsご利用のお客様は以下の課題を抱えていらっしゃいませんか?

  • 社内でインフラ資源を調達する事なく短期間で利用したい、複数バージョンを素早く検証したい
  • 予測できないワークロードに対応するためオンプレでは最大リソースを構成しなければいけない
  • 基幹システムのデータをクラウドネイティブのアプリケーションと連携したい
  • 日本のIT部門で海外現地法人やグループ会社などのガバナンスを推進したい(海外現地法人グループ会社など)

このような課題を解決することができるのが、Power Systems Virtual Server です!

Power Systems Virtual Serverのご紹介

Power Systems Virtual Server は IBM Cloud のサービスの一つで、IBM Power Sytems を LPAR単位の従量課金でご利用いただけるサービスです。
柔軟なリソースの変更や IBM Cloud の200以上のサービスとの連携により、お客様は効率的な ITインフラストラクチャを構築し、ビジネスの成果を最大化することができます。

Power Systems Virtual Server

Power Systems Virtual Serverを採用するメリット

  • 初期投資を抑えることができ、検証など短期間の利用に最適
    • 資産を保有しないため、初期投資を抑えることができます。
    • 必要な期間だけ利用できるためコスト削減可能ですます。
      ※最低契約金額、最低契約期間あり
  • 柔軟なリソース変更
    • 必要なタイミングで CPU/メモリ、ディスクの追加が可能です。
      (起動時は上限8倍、下限1/8まで、停止すれば制限を超えて変更可能)
  • IBM Cloud提供サービスと組み合わせたソリューション
    • IBM Cloud で提供される200を超えるサービスをご利用いただけます。
    • IBM Cloud の x86基盤、マネージドコンテナや生成AIサービスなどと連携したソリューションをご提供可能です。
  • 世界18カ所のデータセンターを利用可能
    • Power Systems Virtual Server は、米国、ヨーロッパ、アジアのデータセンターで提供され、グローバルなビジネスの利用に最適です。
    • 各データセンター間は高速・広帯域の専用線で結ばれており、データセンター間の通信は無料で利用できます。

提供リージョン

Power Systems Virtual Server は、世界18カ所のデータセンターで利用可能です。日本国内では東京と大阪で提供されています。

提供リージョン

参照資料:2023-08-30 Power 朝会資料 Power Virtual Server 最新情報 – 2023夏

特徴

  • IBMカタログから必要な環境を選択
    • S922、E980、E880(Dallasのみ)を選択可、リソースは0.25コア、2GBメモリから構成可能です。
  • IBM提供・OS持ち込みが選択可能
    • AIX、IBM i は IBM Cloud提供のイメージを利用、Linux(RHEL/SLES)は IBM Cloud提供イメージまたは持ち込みで利用できます。
  • 構築されたOS環境はお客様による管理
    • IBM側で OS の初期導入まで行い、お客様で OS環境を構築、管理します。
  • 使用量に応じた請求
    • 請求はその月の LPARリソースに基づいて時間割計算され、月次で請求します。

ネットワーク構成

Power Systems Virtual ServerはIBM Cloud(x86)上のリソースとは独立で管理され、Public Network と Private Network という2種類のネットワークインターフェースを利用することが可能です。

ネットワーク構成

ネットワーク接続には、次の5つのパターンが考えられます。お客様のご要件に合わせてお選びいただけます。

    1. パブリック接続
    2. プライベート接続:SSL VPN
    3. プライベート接続:IPSec VPN(ClassicのVRA経由)
    4. プライベート接続:Direct Linkによる接続
    5. プライベート接続:Megaportを利用した接続
    6. プライベート接続:IPSec VPN(VPNaaSによる直接接続)

構成例

概要

  • Power Systems更改

要件

  • Power Systems Virtual Server(S922)2区画
  • バックアップストレージ(IBM Cloud Object Storage)
  • プライベート接続(Direct Link)

Power Systems Virtual Server以外に必要なサービス

  • Direct Link(IBM Cloudへ接続する専用線接続サービス)
  • DNS Service(IBM Cloud Object Storag接続に利用する名前解決サービス)
  • VPC(仮想プライベートクラウド)
  • VSI for VPC(NATサーバ)
  • VPE(IBM Cloud Object Storage接続に利用するエンドポイント)
  • IBM Cloud Object Storage(バックアップストレージ)
  • Direct Link Connect(Power システムエリアへの接続サービス)
    ※お客様拠点から IBM Cloud の PoP までは別途回線事業者様のお見積りが必要です。
Power Systems Virtual Server以外に必要なサービス

お問い合わせ

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