最終確認日:2025-01-08
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IBMストレージ製品について、ブログやコラムでもご紹介しています。
概要
IBM Storage製品は、ストレージ機能のソフトウェア化を実現した SDS製品(Software Defined Storage)も含め、ハイブリッド/マルチクラウド環境に最適なオールフラッシュ、ハイブリッドフラッシュ ストレージ装置、データ保護・長期保存のためのテープ装置と、幅広いラインアップ を取りそろえています。
2分で分かる!ランサムウェア攻撃対応を実現するIBM Storage FlashSystem(動画)
主な製品
i. オールフラッシュ/ハイブリッドフラッシュ ソリューション
クラウド環境、ビッグデータ分析、モバイル ソーシャル活用、ストレージ統合基盤に最適な超高速ストレージ ソリューションが現場力向上を後押しします。高速かつ信頼性の高いアクセス性 により、基幹データベース基盤から高速分析基盤までさまざまな領域で採用されています。
FlashSystem 5015
お求めやすい価格帯のフラッシュストレージです。HDDとのハイブリッド、大容量構成にも対応しています。
FlashSystem 5045
モデル5015の機能に加え、データ圧縮、重複排除、シンプロビジョニング、暗号化、セーフガード・コピーにも対応しています。
FlashSystem 5200/5300
モデル5045の機能に加え、NVMe、FCM4によるランサムウェアの脅威検知、ストレージ外部仮想化にも対応しています。
FlashSystem 7300
フラッシュと Non-Volatile Memory Express(NVMe)の性能を、IBM FlashCoreテクノロジーや IBM Storage Virtualize の機能を備えたストレージとして提供します。
FlashSystem 9500
クラウドの展開に不可欠な柔軟性、スケーラビリティ、パフォーマンスを備えた、超並列オールフラッシュ ストレージ ソリューションです。
FlashSystem 9500R
グリッド アーキテクチャにより膨大な量の混合ワークロードを高速処理する、コグニティブ時代に対応するストレージ プラットフォームです。
DS8900F
ii. テープ製品
長年にわたってデータ バックアップ用のテクノロジーとして採用されてきた IBMテープ ストレージは、ビッグデータとクラウド コンピューティングによって生成される非構造化データのコスト管理をサポートします。ディスクよりも優れたスケーラビリティ、耐久性、セキュリティ、エネルギー効率性、低コスト という特長を持つテープは、効率的なデータ長期保存のための「秘密兵器」です。
テープ ライブラリー
TS2900 テープ オートローダー
ラック システムや中堅企業様向けの、エントリー製品
LTO8対応
19インチラック1Uサイズのコンパクトなテープ オートローダ
最大容量:LTO-8搭載時108TB
最大ドライブ数:1
最大9カートリッジ収容可能
オートローダーによりバックアップの自動化が可能
TS4300 テープ ライブラリー
中・大規模の企業様向け
LTO8対応
高密度で拡張性が高く管理が容易なテープ ライブラリー
ベース ライブラリー1台に対して、拡張モジュールを最大6台まで構成可能
最大ドライブ数:21台
最大272カートリッジ収容可能
LTO8テープ カートリッジにより、最大容量約3.2PB(圧縮時、最大約8.1PB)
Diamondback
高速なデータアクセスと高いスループット
クラウド環境とのシームレスな統合をサポートし、ハイブリッドクラウド戦略の一環として利用可能
Diamondbackテープライブラリーに、S3アクセスのためのヘッドを付けたアプライアンス
最大27PB、1548本のテープを搭載可能
多様なユースケース:
データ分析:大量のデータを迅速に分析するためのプラットフォームとして利用
機械学習・AI:AIや機械学習のワークロードに必要な大量データの効率的な管理と高速アクセス
バックアップとディザスタリカバリ:ビジネスクリティカルなデータの保護と迅速なリカバリ
TS4500 テープ ライブラリー
最大容量:LTO-8搭載時278PB、TS1160搭載時351PB
ドライブ タイプ:LTOまたはTS1100(あるいはその両方)
最大ドライブ数:128
最大約23,000カートリッジ収容可能
カートリッジ搬送用ロボット
TS7770 仮想テープ ライブラリー
IBM z Systemsで構築する仮想化テープストレージ
グリッド内のすべてのホストからすべてのIBM TS7700上のデータにアクセスできる機能
重要なデータの保護、継続的な可用性、容易な管理の実現による運用コストの削減
IBM z Systemsに接続のテープ管理を簡素化し、パッチ ウィンドウのパフォーマンスを向上
費用対効果に優れた単一ソリューションで、ディスク装置と物理テープのテクノロジーを活用
テープ ドライブ
TS2200シリーズ IBM LTOテープドライブ
オープンなLTO規格に基づくメディア フォーマットに対応するオープン システム向けテープ ドライブ
TS2280は次世代LTO Ultrium 8テクノロジーによって、カートリッジ当たり最大30TB(圧縮時)の物理ストレージ容量を提供
TS1100シリーズ IBMエンタープライズドライブ
最新のテープ テクノロジーを投入し、高性能・高信頼性を追及
高精度なテープ ディレクトリーにより、目的のデータへ高速アクセス
1世代前のテープ カートリッジの再利用が可能
TS1120より暗号化に対応、TS1140よりLTFSに対応
iii. Storage Scale System(旧 ESS)
IBM Storage Scale System は、お客様の最新のデータ ワークロードに対して、手頃で拡張が容易かつ高性能 のサーバー ベースのストレージを提供します。 新しい IBM Storage Scale Systemモデルは、Storage Scale Systemファミリーに構成可能なストレージ製品を提供します。
パフォーマンスおよびラック密度の向上
大容量10 TB SASハード ディスク(HDD)
構成可能なオプションとしての Mellanox1GBイーサネット ラック マウント型スイッチ
100GBのイーサネット相互接続
ディスク ベースの価格設定による簡素化されたライセンス管理
iv. Storage Fusion HCI System(旧 Spectrum Fusion HCI)
IBM Storage Fusion HCI System は、ハイブリッド クラウド コンテナ環境向け のハイパーコンバージド インフラストラクチャー(HCI)製品です。 従来の IBM Storage の技術に加え、OpenShift向けのコンテナにも対応します。
動画(約2分)
※画像をクリックするとIBMサイトに遷移します。
構成例
ハードウェア コンポーネント
42Uラック:1
Compute/Storageサーバー(x86系計算サーバー):6
100GbE Switch(内部通信用):1
Ethernet Switch(管理用):1
ソフトウェア コンポーネント
Red Hat Advanced Cluster Management:OpenShiftクラスター管理(オプション)
Appliance Management:アプライアンス管理
IBM Storage Protect Plus:コンテナ環境向けバックアップ
IBM Storage Scale Erasure Code Edition:コンテナ ネイティブ分散ファイルシステム
Red Hat OpenShift:コンテナ プラットフォーム
特長・メリット
Red Hat OpenShiftベースのコンテナ環境向けハイパーコンバージド インフラ
クラウドとの連携でハイブリッド クラウドを実現
NVIDIA A100 GPU により AIワークロードを最適化
コンテナ環境向けHCIの2つのアプローチ
Nutanix や VMware などでは、ハイパーバイザーによりサーバーリソースを仮想化し仮想マシン上にコンテナ環境を構築しますが、IBM Storage Fusion HCI System では物理サーバー上に直接コンテナ環境を構築するため、ハイパーバイザーやゲストOS といったオーバーヘッドが無く管理対象も少くない ことにより、運用・管理が容易です。
v. Software Definedソリューション「IBM Storageファミリー」
IBM の Software Defined Storage(SDS)「IBM Storageファミリー」は、アナリティクスに基づくデータやストレージを管理するマネージメント層、データ保護やアーカイブソリューションを提供するレジリエンシー層、そして、さまざまなデータの特徴・価値に応じた、インフラの自由な選択肢を可能にする データ層から構成されます。
マネージメント
IBM Storage Control
複数のストレージの監視・自動化・分析の機能を提供するデータおよびストレージの統合管理ソフトウェア
IBM Storage Insights
予測分析機能を装備したAI実装SaaS型管理ソフトウェア
障害時は自動インシデント ハンドリング
IBM Storage Connect
IBM Storage Discover
非構造データのカタログ化の自動化
API・カスタムタグ・ポリシーベースのワークロードによりデータの識別を高速化
レジリエンシー
IBM Storage Protect
幅広いプラットフォームやアプリケーションに対応した統合バックアップ アーカイブ ソフトウェア
卓越した容量削減と拡張性
IBM Storage Protect Plus
仮想環境サーバーの保護および可用性のソリューション
簡単導入・直観的操作性
クラウドへの導入も可能
IBM Storage CDM
システム上のコピー・スナップショット等の作成・使用を自動化
管理を簡素化し、ビジネスの効率を高めるコピーデータ管理
IBM Storage Archive
テープ媒体を疑似ダイレクト アクセス記憶メディアとして使用
スケーラブルで費用対効果の優れたアーカイブ ソリューションを実現
データ
IBM Storage Virtualize
マルチベンダーのブロックストレージを統合
より高機能で高性能な運用を可能とする仮想化ストレージ ソリューション
IBM Storage Virtualize for Public Cloud
オンプレミスやクラウド間でのデータコピーや同期
ハイブリッド マルチクラウド向けストレージ ソリューション
IBM Storage Scale
GPFSをベースとした高性能で拡張性の高い分散型ファイルストレージ ソリューション
階層化にも対応できるマルチプロトコル ソリューション
IBM Cloud Object Storage
地理的な分散保管を実現
高い可用性とセキュリティ
柔軟で拡張性の高いハイブリッドクラウド オブジェクトストレージ
IBM Storage 無償診断サービス
現代のビジネス環境では、サイバー攻撃の脅威がますます高まっています。 特にランサムウェア攻撃は企業に深刻な影響を与える可能性があります。 IBM Storage チームが中心となり、攻撃に対する「現状のリスク診断」を無償で実施します。
*無償診断サービスのお申込み (IBMサイト):https://www.ibm.com/flashsystem/pricing/jp-ja/contact/cyberassessment
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これらの課題を解決し、情報資産を守るために IBM Storage 無償診断サービスをご活用ください。
データのバックアップ体制が不十分
従業員のセキュリティ意識が低い
ソフトウェアとシステムのアップデートが不充分
セキュリティ対策が十分か不安
特徴
約70項目の選択式質問に回答するだけで簡単に診断ができます。 回答内容をもとに、IBM担当者が現状の課題と改善点を整理した日本語レポートを提供します。
※本サービスはNIST Cyber Security Framework (CSF) に基づいたアセスメントです。
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