IBM ストレージ製品

ストレージ

ストレージ機能のソフトウェア化を実現したSDS製品含め、幅広いラインアップを取りそろえています。

構成比較やお見積り、リスク診断はこちらから対応可能です。

IBMストレージ製品について、ブログやコラムでもご紹介しています。

目次

概要

IBM Storage製品は、ストレージ機能のソフトウェア化を実現した SDS製品(Software Defined Storage)も含め、ハイブリッド/マルチクラウド環境に最適なオールフラッシュ、ハイブリッドフラッシュ ストレージ装置、データ保護・長期保存のためのテープ装置と、幅広いラインアップを取りそろえています。

動画

ランサムウェア攻撃対応を実現するIBM Storage FlashSystem(約2分)

IBM Flashsystem セーフガードコピーのご紹介動画 Short Ver02(約3分)

IBM Flashsystem セーフガードコピーのご紹介動画 Long Ver02(約3分50秒)

IBM Storage Fusion ご紹介動画 Short Ver02(約2分40秒)

IBM Storage Fusion ご紹介動画 Long Ver02(約3分20秒)

主な製品

i. オールフラッシュ/ハイブリッドフラッシュ ソリューション

クラウド環境、ビッグデータ分析、モバイル ソーシャル活用、ストレージ統合基盤に最適な超高速ストレージ ソリューションが現場力向上を後押しします。
高速かつ信頼性の高いアクセス性により、基幹データベース基盤から高速分析基盤までさまざまな領域で採用されています。

  • FlashSystem 5015
    • お求めやすい価格帯のフラッシュストレージです。HDDとのハイブリッド、大容量構成にも対応しています。
  • FlashSystem 5045
    • モデル5015の機能に加え、データ圧縮、重複排除、シンプロビジョニング、暗号化、セーフガード・コピーにも対応しています。
  • FlashSystem 5200/5300
    • モデル5045の機能に加え、NVMe、FCM4によるランサムウェアの脅威検知、ストレージ外部仮想化にも対応しています。
  • FlashSystem 7300
    • フラッシュと Non-Volatile Memory Express(NVMe)の性能を、IBM FlashCoreテクノロジーや IBM Storage Virtualize の機能を備えたストレージとして提供します。
  • FlashSystem 9500
    • クラウドの展開に不可欠な柔軟性、スケーラビリティ、パフォーマンスを備えた、超並列オールフラッシュ ストレージ ソリューションです。
  • FlashSystem 9500R
    • グリッド アーキテクチャにより膨大な量の混合ワークロードを高速処理する、コグニティブ時代に対応するストレージ プラットフォームです。
  • DS8900F
    • 強力なオールフラッシュのデータ システムです。

オールフラッシュ/ハイブリッドフラッシュ ソリューション

ii. テープ製品

長年にわたってデータ バックアップ用のテクノロジーとして採用されてきた IBMテープ ストレージは、ビッグデータとクラウド コンピューティングによって生成される非構造化データのコスト管理をサポートします。
ディスクよりも優れたスケーラビリティ、耐久性、セキュリティ、エネルギー効率性、低コストという特長を持つテープは、効率的なデータ長期保存のための「秘密兵器」です。

テープ ライブラリー

  • TS2900 テープ オートローダー
    • ラック システムや中堅企業様向けの、エントリー製品
    •  LTO8対応
    • 19インチラック1Uサイズのコンパクトなテープ オートローダ
    • 最大容量:LTO-8搭載時108TB
    • 最大ドライブ数:1
    • 最大9カートリッジ収容可能
    • オートローダーによりバックアップの自動化が可能
  • TS4300 テープ ライブラリー
    • 中・大規模の企業様向け
    • LTO8対応
    • 高密度で拡張性が高く管理が容易なテープ ライブラリー
    • ベース ライブラリー1台に対して、拡張モジュールを最大6台まで構成可能
    • 最大ドライブ数:21台
    • 最大272カートリッジ収容可能
    • LTO8テープ カートリッジにより、最大容量約3.2PB(圧縮時、最大約8.1PB)
  • Diamondback
    • 高速なデータアクセスと高いスループット
    • クラウド環境とのシームレスな統合をサポートし、ハイブリッドクラウド戦略の一環として利用可能
    • Diamondbackテープライブラリーに、S3アクセスのためのヘッドを付けたアプライアンス
    • 最大27PB、1548本のテープを搭載可能
    • 多様なユースケース:
      • データ分析:大量のデータを迅速に分析するためのプラットフォームとして利用
      • 機械学習・AI:AIや機械学習のワークロードに必要な大量データの効率的な管理と高速アクセス
      • バックアップとディザスタリカバリ:ビジネスクリティカルなデータの保護と迅速なリカバリ
  • TS4500 テープ ライブラリー
    • 最大容量:LTO-8搭載時278PB、TS1160搭載時351PB
    • ドライブ タイプ:LTOまたはTS1100(あるいはその両方)
    • 最大ドライブ数:128
    • 最大約23,000カートリッジ収容可能
    • カートリッジ搬送用ロボット
  • TS7770 仮想テープ ライブラリー
    • IBM z Systemsで構築する仮想化テープストレージ
    • グリッド内のすべてのホストからすべてのIBM TS7700上のデータにアクセスできる機能
    • 重要なデータの保護、継続的な可用性、容易な管理の実現による運用コストの削減
    • IBM z Systemsに接続のテープ管理を簡素化し、パッチ ウィンドウのパフォーマンスを向上
    • 費用対効果に優れた単一ソリューションで、ディスク装置と物理テープのテクノロジーを活用

テープ ドライブ

  • TS2200シリーズ IBM LTOテープドライブ
    • オープンなLTO規格に基づくメディア フォーマットに対応するオープン システム向けテープ ドライブ
    • TS2280は次世代LTO Ultrium 8テクノロジーによって、カートリッジ当たり最大30TB(圧縮時)の物理ストレージ容量を提供
  • TS1100シリーズ IBMエンタープライズドライブ
    • 最新のテープ テクノロジーを投入し、高性能・高信頼性を追及
    • 高精度なテープ ディレクトリーにより、目的のデータへ高速アクセス
    • 1世代前のテープ カートリッジの再利用が可能
    • TS1120より暗号化に対応、TS1140よりLTFSに対応

iii. Storage Scale System(旧 ESS)

IBM Storage Scale System は、お客様の最新のデータ ワークロードに対して、手頃で拡張が容易かつ高性能のサーバー ベースのストレージを提供します。
新しい IBM Storage Scale Systemモデルは、Storage Scale Systemファミリーに構成可能なストレージ製品を提供します。

  • パフォーマンスおよびラック密度の向上
  • 大容量10 TB SASハード ディスク(HDD)
  • 構成可能なオプションとしての Mellanox1GBイーサネット ラック マウント型スイッチ
  • 100GBのイーサネット相互接続
  • ディスク ベースの価格設定による簡素化されたライセンス管理
Storage Scale System

iv. Storage Fusion HCI System(旧 Spectrum Fusion HCI)

IBM Storage Fusion HCI System は、ハイブリッド クラウド コンテナ環境向けのハイパーコンバージド インフラストラクチャー(HCI)製品です。
従来の IBM Storage の技術に加え、OpenShift向けのコンテナにも対応します。

動画(約2分)

※画像をクリックするとIBMサイトに遷移します。

動画

構成例

  • ハードウェア コンポーネント
    • 42Uラック:1
    • Compute/Storageサーバー(x86系計算サーバー):6
    • 100GbE Switch(内部通信用):1
    • Ethernet Switch(管理用):1
  • ソフトウェア コンポーネント
    • Red Hat Advanced Cluster Management:OpenShiftクラスター管理(オプション)
    • Appliance Management:アプライアンス管理
    • IBM Storage Protect Plus:コンテナ環境向けバックアップ
    • IBM Storage Scale Erasure Code Edition:コンテナ ネイティブ分散ファイルシステム
    • Red Hat OpenShift:コンテナ プラットフォーム

特長・メリット

  • Red Hat OpenShiftベースのコンテナ環境向けハイパーコンバージド インフラ
  • クラウドとの連携でハイブリッド クラウドを実現
  • NVIDIA A100 GPU により AIワークロードを最適化

コンテナ環境向けHCIの2つのアプローチ

Nutanix や VMware などでは、ハイパーバイザーによりサーバーリソースを仮想化し仮想マシン上にコンテナ環境を構築しますが、IBM Storage Fusion HCI System では物理サーバー上に直接コンテナ環境を構築するため、ハイパーバイザーやゲストOS といったオーバーヘッドが無く管理対象も少くないことにより、運用・管理が容易です。

コンテナ環境向けHCIの2つのアプローチ

v. Software Definedソリューション「IBM Storageファミリー」

IBM の Software Defined Storage(SDS)「IBM Storageファミリー」は、アナリティクスに基づくデータやストレージを管理するマネージメント層、データ保護やアーカイブソリューションを提供するレジリエンシー層、そして、さまざまなデータの特徴・価値に応じた、インフラの自由な選択肢を可能にするデータ層から構成されます。

マネージメント

  • IBM Storage Control
    • 複数のストレージの監視・自動化・分析の機能を提供するデータおよびストレージの統合管理ソフトウェア
  • IBM Storage Insights
    • 予測分析機能を装備したAI実装SaaS型管理ソフトウェア
    • 障害時は自動インシデント ハンドリング
  • IBM Storage Connect
    • コンテナ環境でのストレージの迅速かつ容易な統合
  • IBM Storage Discover
    • 非構造データのカタログ化の自動化
    • API・カスタムタグ・ポリシーベースのワークロードによりデータの識別を高速化

レジリエンシー

  • IBM Storage Protect
    • 幅広いプラットフォームやアプリケーションに対応した統合バックアップ アーカイブ ソフトウェア
    • 卓越した容量削減と拡張性
  • IBM Storage Protect Plus
    • 仮想環境サーバーの保護および可用性のソリューション
    • 簡単導入・直観的操作性
    • クラウドへの導入も可能
  • IBM Storage CDM
    • システム上のコピー・スナップショット等の作成・使用を自動化
    • 管理を簡素化し、ビジネスの効率を高めるコピーデータ管理
  • IBM Storage Archive
    • テープ媒体を疑似ダイレクト アクセス記憶メディアとして使用
    • スケーラブルで費用対効果の優れたアーカイブ ソリューションを実現

データ

  • IBM Storage Virtualize
    • マルチベンダーのブロックストレージを統合
    • より高機能で高性能な運用を可能とする仮想化ストレージ ソリューション
  • IBM Storage Virtualize for Public Cloud
    • オンプレミスやクラウド間でのデータコピーや同期
    • ハイブリッド マルチクラウド向けストレージ ソリューション
  • IBM Storage Scale
    • GPFSをベースとした高性能で拡張性の高い分散型ファイルストレージ ソリューション
    • 階層化にも対応できるマルチプロトコル ソリューション
  • IBM Cloud Object Storage
    • 地理的な分散保管を実現
    • 高い可用性とセキュリティ
    • 柔軟で拡張性の高いハイブリッドクラウド オブジェクトストレージ

IBM Storage 無償診断サービス

現代のビジネス環境では、サイバー攻撃の脅威がますます高まっています。
特にランサムウェア攻撃は企業に深刻な影響を与える可能性があります。
IBM Storage チームが中心となり、攻撃に対する「現状のリスク診断」を無償で実施します。

*無償診断サービスのお申込み(IBMサイト):https://www.ibm.com/flashsystem/pricing/jp-ja/contact/cyberassessment

このような悩みを解決します

これらの課題を解決し、情報資産を守るために IBM Storage 無償診断サービスをご活用ください。

  • データのバックアップ体制が不十分
  • 従業員のセキュリティ意識が低い
  • ソフトウェアとシステムのアップデートが不充分
  • セキュリティ対策が十分か不安

特徴

約70項目の選択式質問に回答するだけで簡単に診断ができます。
回答内容をもとに、IBM担当者が現状の課題と改善点を整理した日本語レポートを提供します。

※本サービスはNIST Cyber Security Framework (CSF) に基づいたアセスメントです。

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外部サイト情報

「IBM Storage FlashSystem」についてさらに詳しく

IBM FlashSystemで再定義されたサイバーレジリエンス(IBMサイト)
IBM FlashSystemのコストパフォーマンス(IBMサイト)
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