プライマリー、セカンダリーのストレージに対し、バックアップやアーカイブ、復旧、検知を行います。
IBM Storage Defenderについて、コラムでもご紹介しています。
昨今、自然災害やシステム障害のニュースが世間を騒がせています。またサイバー攻撃の脅威は凶悪化の一途をたどっており、企業はハードウェア障害や災害、人為的エラー、破壊、ランサムウェアなどのさまざまなデータ破壊のリスクに備え、万が一の場合に早期に復旧できるようにすることが重要です。
IBM Storage Defender は、それらのデータへの多様なリスクに対し、データ・レジリエンスとしてのソリューションを提供します。
サイバー攻撃などのランサムウェア対策に求められる要件は、通常のバックアップや災害対策とは異なります。
災害対策 | ランサムウェア対策 | |
---|---|---|
データ破壊リスクの発生 | ランダム(自然災害など) | 標的型 |
影響範囲 | 一部または特定地域 | グローバル(ネットワーク接続しているシステムすべて) | バックアップ・リポジトリへの影響 | 影響を受ける可能性は低い | 影響を受ける可能性が高い |
復旧ポイントの特定 | 容易 | 困難(感染前のデータを特定する必要がある) |
復旧目標 | RPO/RTO | RPO/RTO + 安全なデータの復旧 |
復旧にかかる期間 | 数時間~数日 | 数日~数週間 |
発生する可能性 | 低い | 高い |
早期にビジネスを復旧するためには、以下の機能が求められます。
データ・レジリエンスの実装は、必要に応じて段階的に、かつ適したソリューションを提供します。
プライマリ・データ | セカンダリ・データ | |
---|---|---|
アクティブな脅威の検知 | データ書き込み時 | バックアップデータ取得時 |
安全なデータのコピー場所 | プライマリ・データ | バックアップ・データ | 復旧 | 秒単位 | 分・時間単位 |
潜在的な脅威の検知 | 1~複数回/日 | システムに応じてサイクルを決定し反復実行 |
全てのストレージに対するデータ・レジリエンスの統合管理を提供します。
データ・ソースから、「インベントリ」「監視」「データの分類」「データの整合性」「データ保護」「迅速な復旧」をアプリケーション化します。
また、すべてのストレージ基盤で「自動化」「コピー管理」「異常検知」「データの隔離」「パートナーとの連携」「他社との連携」が行えます。
当製品、パートナー契約に関するお問い合わせは以下のボタンよりお願いいたします。
“IBM Storage Defender” について、コラムでもご紹介しています。
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