IBM Maximo Application Suite

プロセス管理

信頼性の高い設備保全管理と障害に強いインテリジェンスを提供します。

IBM Maximo Application Suiteについて、コラムでもご紹介しています。

目次

概要

IBM Maximo は、長きにわたり EAMソフトウェアを代表する製品として高い評価を受けている製品です。

業界をリードする CMMS/EAMプラットフォームの機能をさらに拡張したことで、単一のプラットフォームで設備・機器の遠隔監視、保全、信頼性を確保し、時間稼働率の向上や生産性の改善、保全費用の削減など、運用のレジリエンシーを高めます。

IBM Maximo概要

詳細

機能

Maximo Manage(CMMS/EAM)– 設備保全管理

  • 設備・機器管理と保全プロセスを最適化し運用パフォーマンスを改善することで、ダウンタイムとコストを削減します。
  • ベストプラクティスに基づく最適なデータ モデルやワークフローとともに本製品の業界専門知識を活用することで、デジタル変革を加速します。
  • 役割に基づくワークスペースを使用して資産管理プロセスを統合し、社内のさまざまな部門をサポートします。
  • 堅牢な設備のライフサイクル管理と保全管理を統合して、社内のすべての資産や設備、作業プロセスの状況を洞察し、計画と管理を改善します。

Maximo Monitor — IoTモニタリング・異常検知

  • AI を活用して大量の設備をリモートで監視することで、設備と業務の可用性を改善します。
  • 既存の OTシステムからデータを収集し、単一のデータレイクを使用して ITシステムと運用システムを融合することで、異常を検出します。

Maximo Visual Inspection — 画像認識AIによる異常検知

  • 画像・映像認識に特化した AIモデルの開発をユーザー部門でも容易に行える開発プラットフォームを提供し、開発した AIモデルを iOSデバイスやドローンなどのエッジ デバイスに配布することで、統合管理を実現します。
  • 画像認識結果を Maximo Monitor と連携し保全と品質管理のワークフローを統合することで、分析に基づいて迅速に対応します。

Maximo Health — 設備のヘルススコアリング

  • 計測データや保全費用、設備寿命などのヘルススコア値に必要なデータを Maximo Manage や Maximo Monitor経由で IoTセンサー値から定期的に取得、現在のヘルススコア値を算出し、状態基準保全(CBM)を実現します。

Maximo Predict — 設備の性能予測

  • 従来の定期的な保全作業から状況に応じた対応の実施に移行し、機械学習とデータ アナリティクスから今後発生する故障の可能性を予測することで、コストと資産の障害を削減します。
  • Maximo のその他の機能と IBM Watson Studio を活用することで、データに基づく意思決定を実施し予測モデルを構築します。

施設管理作業のユースケース

製造

【作業場】

    • 発電所
    • 製油所、化学プラント
    • 生産ライン

【ユースケース】

    • 設備の日常点検
    • 突発トラブルへの対応
    • 予備部品・在庫の管理

施設

【作業場】

    • ホテル、病院
    • 空港、公共施設、ビル
    • アミューズメント

【ユースケース】

    • トラブルのない環境の効率的な維持
    • 顧客/従業員サービスの向上
    • 安全・環境規制への適合

車両

【作業場】

    • 鉄道車両、軌道
    • トラック、トレーラー
    • 船舶、航空機

【ユースケース】

    • 車両の日常点検
    • 故障対応

IT

【作業場】

    • サーバー、PC
    • ネットワーク機器
    • ソフトウェア、ライセンス

【ユースケース】

    • ハード/ソフトの管理・記録・廃棄
    • 契約・リース管理
    • ソフトウェアライセンス順守の徹底

特長・メリット

  • 運用の改善・最適化
    • 設備・機器の可用性、信頼性、パフォーマンスを高めることで運用を改善します。
    • 設備・機器の耐用年数を拡張し、保全作業のプロセスを最適化します。
    • 拠点間で資産管理プロセスを統合します。
  • 簡単・柔軟な導入
    • ライセンス体系と使用形態の簡素化により、必要なアプリケーションのみを利用可能です。
      ※同時アクセス ユーザー ライセンスのため、ユーザーがソフトウェアを使用している場合のみライセンスが必要
    • Red Hat OpenShiftの使用により、オンプレミスやマルチクラウドなど、柔軟な導入が可能です。

お問い合わせ

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関連情報

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コラム

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外部サイト情報

 

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