情報セキュリティ対策に役立つ「ソリューションを脅威の種類別に選ぶ」重要性

ソリューション

ICTが普及しその脆弱性を狙って急増するサイバー攻撃からデータを守るために、セキュリティへの意識はより一層大切なものとなった昨今、 「セキュリティを強化したい」とお考えの企業様向けのソリューションをご紹介します。

ICT普及に伴い、情報セキュリティ対策の重要性は意識されています。
一方、数多くのソリューションから「驚異の種類に対応した」ものを選ぶのに困る方も多いです。

様々な種類の脅威に応じたソリューションを選ばなければ、脆弱性への対応が不十分であったり、無駄な投資となります。
特に業務で使用するには「ソリューションを脅威の種類別に選ぶ」ことは重要です。

エヌアイシー・パートナーズでは驚異の種類と対応するソリューションを表にまとめました。
表は「重要情報の保護対策」と「インシデント対応の迅速化」をテーマに2つご用意しました。
抱えている課題に相応しいソリューションを探すのにお役立てください。

重要情報の保護対策

*印は複数の「対策の分類」「設置場所」をカバーする製品

対策の分類 入口対策/出口対策 ユーザー管理・認証 脆弱性対策 重要情報保護

クラウド
Prisma Access
iboss
Security Verify SSO
Security Verify MFA
BigFix*
AppScan*
Guardium Data Encryption*
Prisma SaaS
Netskope
Guardium Data Protection*

オンプレ
PaloAlto
A10
m-Filter
Deep Security
Security Verify Access
Security Verify Privilege Manager
Radius Guard S
BigFix*
Managed Endpoint サービス*
AppScan*
Guardium Data Encryption*
Guardium Data Protection*
MSIESER

エンドポイント
SecureBrowser
ウィルスバスター
MaaS360*
MaaS360*
Trusteer
BigFix*
Managed Endpoint サービス*
Tenable 脆弱性管理

IoT
BigFix*
AppScan*

クラウド提供型セキュリティ プラットフォーム「Prisma Access」

【対策内容】境界型防御、その他

社内/社外端末に対してセキュリティ保護を実現します。
また、VPNシステム/ゲートウェイの廃止やトラフィックの一極集中による帯域不足の回避を実現することで安定した通信を提供します。

公式情報は[paloalto(パロアルトネットワークス)「Prisma Access」]で確認できます。

Prisma Access

Webアクセス制御とプライベートアクセス制御をクラウド上で実現するSASEプラットフォーム「iboss」

【対策内容】境界型防御、その他

Webアクセス制御とプライベートアクセス制御をクラウド上で実現します。
単一製品で端末からのアクセスを制御できるのでネットワーク構成の複雑性の回避、コスト削減および管理者の運用性向上が見込めます。

公式情報は[iboss(英語)]で確認できます。

iboss

クラウド・アプリケーションとオンプレミス・アプリケーションに対するアクセス制御を一元管理「Security Verify SSO」

【対策内容】ID管理・SSO

業界標準の ID Federation プロトコルである SAML/OpenID Connect に対応し、ハイブリッド マルチ クラウド環境において、オンプレミス/SaaS/PaaS/IaaS への統合認証を実現する IDaaS基盤です。

詳細はNI+C Pサイト[IBM Security Verify]でも紹介しています。
公式情報は[IBM「Security Verify SaaS シングル・サインオン」]で確認できます。

Security Verify SSO

パスワードなし認証や多要素認証のオプションで、基本認証を上回る機能を提供「Security Verify MFA」

【対策内容】多要素認証

Authentication as a Service として、SMS/e-mail/時刻ベースのワンタイムパスワードや QRコード、FIDO2、指紋/顔認証をサポートします。
⼆要素認証の要否/⽅式をアプリケーションごとに、リスクベースアクセス制御/適応型アクセス制御の判定結果などポリシーに応じて設定できます。

詳細はNI+C Pサイト[IBM Security Verify]でも紹介しています。
公式情報は[IBM「Security Verify SaaS 拡張認証」]で確認できます。

Security Verify MFA

OS、アプリケーションのパッチ適用率向上と管理「BigFix」

【対策内容】パッチ適用

管理対象の PC やサーバーを統合管理するエンドポイント管理ツールです。
コロナ渦における在宅勤務用PC のセキュリティやコンプライアンス対応で注目が集まっています。

詳細はNI+C Pサイト[HCL BigFix]でも紹介しています。
公式情報は[HCL Software「HCL BigFix」]で確認できます。

BigFix

Webアプリケーション脆弱性診断ツール「AppScan」

【対策内容】その他

Webアプリケーションやモバイルアプリケーションの脆弱性を診断/検出を行い、脆弱性の箇所と修正に関する情報を提供します。
「高速で正確なスキャン」「Secure DevOps」「大規模管理」という3つのテーマで開発者のニーズに応えます。

詳細はNI+C Pサイト[AppScan]でも紹介しています。
公式情報は[HCL Software「HCL AppScan」]で確認できます。

AppScan

データとビジネスを保護するための暗号化ソリューション「Guardium Data Encryption」

【対策内容】暗号化/鍵管理

ファイルやデータベースのデータをトークン化、データ・マスキング、鍵ローテーションなどの機能でセキュアに暗号化することで、GDPR、CCPA、PCI DSS、HIPAAなどの政府や業界の規制へのコンプライアンス対応に役立ちます。

公式情報は[IBM「IBM Security Guardium Data Encryption」]で確認できます。

Guardium Data Encryption

SaaSアプリケーションに接続して、データ分類、データ漏洩防止、脅威検出の機能を提供「Prisma SaaS」

【対策内容】監査/保護

SaaSを使用する際はデータ漏洩、セキュリティ侵害、コンプライアンス違反のリスクに対応する必要があります。
Prisma SaaSは、リスク検出、データ損失防止、コンプライアンス保証、データ ガバナンス、ユーザー行動のモニタリング、高度な脅威防御のための先進的な機能を提供します。

公式情報は[paloalto(パロアルトネットワークス)「Prisma SaaS」]で確認できます。

Prisma SaaS

様々なユーザ環境から、あらゆるリソースへ安心安全な利用を支援するSASEソリューション「Netskope」

【対策内容】監査/保護

あらゆるユーザ環境(オフィス、自宅、外出先)から、様々なリソース (社内システム、クラウド、IaaS、Webサイト) へ安心安全な利用を支援する SASE (Secure Access Service Edge) ソリューションです。

公式情報は[netskope(ネットスコープ)]で確認できます。

Netskope

ユーザー・アクティビティーを監視しリアルタイムで脅威に対応「Guardium Data Protection」

【対策内容】監査/保護

コンプライアンスの監査とレポート作成を自動化し、データとデータ・ソースを検出して分類し、ユーザー・アクティビティーを監視し、リアルタイムで脅威に対応します。

公式情報は[IBM「IBM Security Guardium Data Protection」]で確認できます。

Guardium Data Protection

機械学習を活用して、リアルタイムかつインライン型のゼロデイ攻撃防御をプロアクティブに実現「PaloAlto」

【対策内容】境界型防御

アプリケーション通信をブロックします。
また、許可されたアプリケーションに対しても脅威が潜んでいないかをチェックし、標的型攻撃の脅威から社内ネットワークを守ります。

公式情報は[paloalto(パロアルトネットワークス)]で確認できます。

PaloAlto

高いパフォーマンスと豊富な機能で企業のネットワークとセキュリティの課題を解決する「A10」

【対策内容】境界型防御

従来のサーバ負荷分散に加え、高度なアプリケーション処理によるDDoS防御やWAF、アプリケーション認証機能をはじめとしたセキュリティ対策やIPv6移行、仮想化など、ユニファイドアプリケーションサービスゲートウェイの機能を提供します。

公式情報は[A10ネットワークス「Thunder® CFW (Convergent Firewall)」]で確認できます。

A10

ホワイト運用と偽装判定により、安全が確認されたメールのみを受信「m-Filter」

【対策内容】その他

ホワイト運用と偽装判定により、安全が確認されたメールのみを受信するメールセキュリティです。
データベースに登録されている安全な送信元からのメールは誤検知が少なく受信でき、データベースに登録されていない送信元からのメールは不確定要素ではなく「マクロ有無」「拡張子」等で判定するので検知漏れなく判断できます。

公式情報は[Digital Arts(デジタルアーツ)「m-FILTER」]で確認できます。

m-Filter

サーバの実行時保護(仮想、物理、クラウド、およびコンテナ)を行うソリューション「Deep Security」

【対策内容】その他

幅広いセキュリティ機能で攻撃者の侵入を防ぎ、ITシステムを狙う攻撃から重要なデータを保護します。
物理、仮想、クラウド、コンテナなど様々な環境の脆弱性に対して自動的に「仮想パッチ」を適用し、攻撃の足掛かりを築くことを防ぎます。

公式情報は[TREND MICRO(トレンドマイクロ)「Trend Micro Deep Security」]で確認できます。

Deep Security

アクセス管理と多要素認証で組織の新テクノロジー採用時のセキュリティーを維持「Security Verify Access」

【対策内容】ID管理・SSO、多要素認証

企業内外すべてのユーザーとデバイスを、オンプレミス/クラウド上のあらゆるアプリケーションに安全に接続する単⼀のプラットフォームです。
アクセス管理と多要素認証を提供し、セキュリティを維持できるように支援します。

詳細はNI+C Pサイト[IBM Security Verify]でも紹介しています。
公式情報は[IBM「IBM Security Verify Access」]で確認できます。

Security Verify Access

最小特権とアプリケーション制御を使用し、マルウェア・ベースの攻撃をブロック「Security Verify Privilege Manager」

【対策内容】ID管理・SSO

エンドポイントからローカル管理権限を削除することにより、悪用アプリケーションからのマルウェアやランサムウェア攻撃を阻止します。
IBM Security Privilege Managerを使用すると、最小特権とアプリケーションの制御を今すぐ簡単に実装できます。

詳細はNI+C Pサイト[IBM Security Verify]でも紹介しています。
公式情報は[IBM「IBM Security Privilege Manager」]で確認できます。

Security Verify Privilege Manager

無線LANやリモートアクセス環境のセキュリティ向上に必要な機能提供するアプライアンス「Radius Guard S」

【対策内容】ID管理・SSO

無線LANやVPN環境に『認証』の仕組みを簡単に導入できるアプライアンス製品です。
認可したユーザや端末に、業務ネットワークへのアクセスを許可できます。
利用申請やデバイス申請など、認証情報の登録を容易にする承認ワークフロー機能を標準実装しています。

参考情報は[SCSK「RADIUS GUARD S」]で確認できます。

Radius Guard S

オールインワンのエンドポイントサービス「Managed Endpoint サービス」

【対策内容】パッチ適用、その他

PCやサーバーのパッチ適用支援をSaaSサービスとして提供します。
コロナ渦や働き方改革で使用されている在宅勤務用パソコンのOSやアプリのセキュリティホールによるウィルス感染から防御し、常に安全・快適にコンピュータを使用できるよう支援します。

詳細はNI+C Pサイト[Managed Endpoint サービス]でも紹介しています。
公式情報は[JBS「Managed Endpoint」]で確認できます。

Managed Endpoint サービス

情報ネットワークの通信データ記録装置による情報セキュリティ事故対策ソリューション「MSIESER」

【対策内容】監査/保護

ネットワーク内を流れるパケットデータからメールの送受信やWebサイトの閲覧履歴などの監査証跡を記録し、情報セキュリティ事故対策を行うためのシステムです。
情報漏洩などの情報セキュリティ事故が発生した際、記録した過去の通信データがあるため調査ができます。

公式情報は[Dynamic MSIESER(ダイナミック エムシーサー)]で確認できます。

MSIESER

オンプレミスおよびクラウドにまたがったWebシステムを安全・シンプルに利用できる「SecureBrowser」

【対策内容】境界型防御

オンプレミスおよびクラウドにまたがった企業のWebシステムを、安全・シンプルに利用できるリモートアクセス製品・サービスです。
VPN機能内蔵の「Soliton SecureBrowser」により、「社内へのリモートアクセス環境」、「クラウドアクセスのセキュリティ強化」、「端末からの情報漏えいの防止」の3つを同時に実現します。

公式情報は[Soliton(ソリトンシステムズ)「Soliton SecureBrowser」]で確認できます。

SecureBrowser

巧妙化する脅威からPCを守る総合セキュリティソフト「ウィルスバスター」

【対策内容】その他

巧妙化する脅威からPCを守る総合セキュリティソフトです。AIで進化する「多層防御」でウイルスやWebからの脅威など、日々多様化するセキュリティ脅威から被害を未然に防ぎます。

公式情報は[TREND MICRO(トレンドマイクロ)「製品ラインナップ(個人のお客さま)」]で確認できます。

ウィルスバスター

エンドポイント管理・保護を実現する「MaaS360」

【対策内容】その他

異種混在の状態でも遠隔操作 (リモートロック/ワイプ) や端末管理を一元対応できるソリューションです。
スマートフォンやタブレット端末に対して、自社のセキュリティポリシーに応じ管理できます。

公式情報は[IBM「IBM Security MaaS360 with Watson」]で確認できます。

MaaS360

マルウェア対策やフィッシング詐欺を防止するセキュリティソフト「Trusteer」

【対策内容】ID管理・SSO

オムニチャネル型の攻撃に対してもユーザーのデジタルIDの信頼性を担保するサイバー犯罪詐欺防止ソリューションです。
AIと特許取得済みの機械学習によって裏付けられたクラウド・ベースのインテリジェンスにより、新規・既存ユーザーを特定するための総合的なアプローチを提供します。

公式情報は[IBM「IBM Trusteer」]で確認できます。

Trusteer

脆弱性を管理しすべての資産を可視化して重要事項を予測「Tenable 脆弱性管理」

【対策内容】その他

包括的なリスクベースの脆弱性管理ソリューションツールです。
企業のサイバー上のすべてのリスク変動資産とセキュリティデータの状況を常時把握できます。

公式情報は[Tenable(テナブル)「tenable.ep」]で確認できます。

Tenable 脆弱性管理

インシデントの迅速化

対策内容 クラウド オンプレ エンドポイント
SOAR Resilient
可視化/インテリジェンス X-Force

IBM Security X-Forceの専門知識、スキル、人材を活用した、セキュリティーの脅威の管理と対応「Resilient Security Orchestration, Automation and Response(SOAR)」

【対策内容】インシデントの迅速化

セキュリティ・インシデントには多くの異なる内部システム、セキュリティ・ツール、エンドポイント、およびクラウド・サービスが関与する可能性があります。
SOARは、セキュリティー・インシデントに対する防御、インシデント対応の迅速化によりサイバー・レジリエンスを強化します。

公式情報は[IBM「IBM Resilient Security Orchestration, Automation and Response(SOAR)」]で確認できます。

Resilient Security Orchestration, Automation and Response(SOAR)

AI搭載の自動化されたエンドポイント・セキュリティー「X-Force」

【対策内容】インシデントの迅速化

IBM X-Forceは世界最大規模のセキュリティー研究開発機関です。
IBM X-Forceがサイバーセキュリティーに関する深い専門知識と世界的な脅威インテリジェンスを提供します。

公式情報は[IBM「IBM Security X-Force」]で確認できます。

X-Force
back to top