IBM Db2データベース

アナリティクス

時代に合った最先端技術で、オンプレミスからクラウドまで企業の利用形態に応じます。

目次

概要

Db2 は、大規模な業務系に求められるパフォーマンス、スケーラビリティを兼ね備えているデータベースです。
2023年に30周年を迎えました。

高可用性構成も要件に合わせ複数の構成が選択でき、自動チューニングやワークロード管理など様々な運用支援機能も多数実装されています。
最新の IBM Db2 は新たに AI機能も実装され、AI を組み込んだデータベースだけではなく、AI に必要なあらゆるデータを仮想統合やデータに隠された新たな洞察を導き出す自然言語で人と会話するようなデータ探索といった機能を持った、AI を⽣み出すためのデータベースへと生まれ変わりました。

リレーショナル・データベースの歴史と共に進化

詳細

Db2データベース製品エディションとDb2オファリングの機能

※この表は情報提供のみを目的としています。ライセンス、権利、および責任については、Db2製品およびオファリングのご使用条件を参照してください。
※各Db2エディションと Db2オファリングに組み込まれている機能を示しています。一部の機能は、特定の Db2エディションにおいてのみ使用可能です。

機能 Db2 Advanced Edition Db2 Standard Edition Db2 Community Edition
アクセス プラン再使用 あり あり あり
アダプティブ圧縮およびクラシック行圧縮 あり あり あり
圧縮 – バックアップ あり あり あり
接続コンセントレーター あり あり あり
連続データ取り込み(INGEST) あり あり あり
Db2 Data Management Console あり あり あり
Data Server Manager Base あり あり あり
Data Server Manager Enterprise *1 あり あり あり
Db2拡張コピー・サービス あり あり あり
Db2カラム オーガナイズ表 あり あり あり
Db2 Connect機能 あり*2 あり*2 あり*2
Db2ガバナー コマンド あり あり あり
Db2 pureScale® 機能 あり あり あり*3
暗号化 – ネイティブ バックアップ暗号化 あり あり あり
暗号化 – ネイティブ データベース暗号化 あり あり あり
IBMデータ サーバーとのフェデレーション あり あり あり
Db2 for IBM i および
Db2 for z/OS®データ ソースとのフェデレーション
あり*4 あり*4 あり*4
Oracle を含む、他のすべての
データ ソースとのフェデレーション
あり あり あり
高可用性災害時リカバリー あり あり あり
IBM Data Studio あり あり あり
IBM(r) Db2 Merge Backup Advanced Recovery Feature Advanced Recovery Feature Advanced Recovery Feature
IBM(r) Db2 Recovery Expert -*5 -*5 -*5
IBM InfoSphere® Change Data Capture for Db2 -*5 -*5 -*5
IBM InfoSphere CDC Access Server -*5 -*5 -*5
IBM InfoSphere CDC Management Console あり あり あり
IBM InfoSphere Data Architect あり あり あり
IBM InfoSphere Optim™ High Performance Unload Advanced Recovery Feature Advanced Recovery Feature Advanced Recovery Feature
索引圧縮 あり あり あり
ラベル ベースのアクセス制御(LBAC) あり あり あり
マテリアライズ照会表(MQT) あり あり あり
マルチディメンション クラスタリング(MDC)表 あり あり あり
Multi-Temperature Storage あり あり あり
オンライン再編成 あり あり あり
Oracle との互換性 あり あり あり
パーティション化 – パーティション データベース環境 あり あり あり
パーティション化 – 表パーティション化 あり あり あり
pureXML®ストレージ あり あり あり
2つの他の Db2サーバーとの Qレプリケーション -*6 -*6 -*6
照会並列処理 あり あり あり
レプリケーション ツール あり あり あり
行と列のアクセス制御(RCAC) あり あり あり
スキャン シェアリング あり あり あり
Spatial Extender あり あり あり
Db2データベースの SQLレプリケーション あり あり あり
タイム トラベル照会 あり あり あり
IBM Tivoli® System Automation for Multiplatforms あり あり あり
ワークロード管理 あり あり あり

*1. IBM® Data Server Manager(DSM)のサポートは 2021年4月30日に終了しました。ご利用のお客様は、DSM から IBM Data Management Console(DMC)にマイグレーションする必要があります。
*2. この機能は、SQL Warehouse ツール(SQW)を使用する場合にのみ使用可能です。
*3. 仮想プロセッサー数とインスタンス メモリーに制限のあるこれらのエディションでは、クラスターで処理できるワークロードのサイズとタイプも制限されるため、最初にテクノロジーを検討するための非実稼働目的でのみ使用することをお勧めします。評価完了後、実稼働環境で使用するためにコアとメモリーに制限のない他のエディションにアップグレードしてください。
*4. Db2 for IBM i および Db2 for z のデータ ソースとのフェデレーションは、Db2 Connect の使用権が基準を満たしている場合に実行できます。
*5. Db2 11.5 で変更データ キャプチャー機能を使用することは禁止されています。 ただし、単一の Db2インスタンス内で行オーガナイズ表からカラム オーガナイズ表に複製するシャドー表機能をサポートするという用途には使用可能です。 これ以外の用途には、IBMレプリケーション オファリングのライセンスが別途必要です。この影響を最小化するために、以前のバージョンの Db2 Advanced Enterprise Server Edition または Advanced Workgroup Server Edition または Developer Edition によるライセンスで CDC を使用しているお客様向けに、 特別料金の CDCテクノロジーのライセンスが用意されています。
*6. Q-Repテクノロジーは Db2 のベースに組み込まれていますが、11.5 および将来のリリースにはこの補助プログラムのライセンス資格は含められません。 この影響を最小化するために、あらゆる用途に IBMレプリケーション オファリングのライセンスが別途必要です。以前のバージョンの Db2 Advanced Enterprise Server Edition または Advanced Workgroup Server Edition または Developer Edition によるライセンスで Q-Rep を使用しているお客様向けに、特別料金の Q-Rep テクノロジーのライセンスが用意されています。

出典:IBM Knowledge Center「Db2 製品エディションと Db2 オファリングの機能

IBM Db2 v11.5.8ライセンス一覧

  • すべての Db2エディションで、BLU Acceleration や pureScale などのクラス最高の独自技術を使用することが可能になります。
  • 仮想プロセッサコア(VPC)ベースのライセンスをサポートするため、ライセンスをこれまでになく簡単にクラウドに持ち込むことが可能です。
    ベアメタルハードウェアのパフォーマンス評価に基づいてライセンスを取得する必要がなくなったことを意味します。
  • Community Editionライセンスはダウンロード、インストールが容易で簡単にデプロイおよび拡張可能です。
    次のエディションにアップグレードするにはアクティベーションキーを適用するだけで、アプリケーションの書き換えは不要です。

Cloud Pak for Data Db2

IBM Cloud Pak for Data上で稼働する Db2 とオンプレミスの、Db2 のデュアル エンタイトルメントを提供します。

  • 費用:有償
  • 課金体系:VPC
  • 永久ライセンス:提供
  • サブスクリプション:Committed Term

Advanced Edition

高性能ハードウェアで堅牢なパフォーマンスを要求するミッションクリティカルなワークロードに最適です。

  • 費用:有償
  • 課金体系:VPC/AU(非本番用)
  • 永久ライセンス:提供
  • サブスクリプション:Monthly

Standard Edition

中規模から大規模の部門アプリケーション向けにフル機能の RDBMS機能を提供します。

  • 費用:有償
  • 課金体系:VPC/AU(非本番用)
  • 永久ライセンス:提供
  • サブスクリプション:Monthly

Community Edition

無料版です。トライアルとしてご利用いただけます。

  • 費用:無償
  • 課金体系:-
  • 永久ライセンス:-
  • サブスクリプション:-

特長・メリット

  • AIを生み出すための機能
    • データ探索がより簡単になり、より複雑な関係性をモデル化します。
    • データ サイエンス系ツールへのサポートを強化します。
    • Db2統合コンソールを利用したデータベースとパフォーマンスの管理・監視を提供します。
  • 迅速なデプロイメント
    • わずか数分でご自身の PC に Db2 を導入完了し、すべての機能が利用可能です。
    • アプリケーション開発をすぐに利用可能です。
  • 様々なデータ型やデプロイメントのサポート
    • NoSQL、pureXML、Graph、JSON はもちろん、Java、.Net、Ruby、Python、Perl などの言語もサポートします。
    • さまざまなデータモデルやフェデレーションにより、データの複製・移動を最小化します。
  • 高性能な処理
    • インメモリ技術、ストレージの最適化、ワークロードの管理などにより、高性能処理を実現します。
    • ミッションクリティカルなアプリケーションの一貫性とパフォーマンスを確保します。
  • 安全性の高い環境
    • 企業向け鍵管理を含むビルトインされた暗号化技術を提供します。
    • マルチクラウド、ハイブリッドクラウドをサポートします。

Db2をお勧めする理由

  • 持続性があり長期使用が可能なDBMS基盤
    • 幅広い業種で利用実績があり、長年に渡って市場で高い評価を得ています。
    • マルチ・プラットフォームやクラウド/コンテナ環境に対応しており、様々な環境に対応可能です。
  • 分散系Db2は日々進化を続け、時代に即した機能をひとつのDB基盤として提供
    • トランザクション基盤としてのスケーラビリティと可用性を誇ります。
    • BLUアクセラレーションにより、トランザクション基盤だけでなく分析基盤としてもハイブリッドでの活用を実現します。
  • ライセンスコストや運用コストを抑えエンタープライズ用途に適した経済的なシステム

お問い合わせ

当製品、パートナー契約に関するお問い合わせは以下のボタンよりお願いいたします。

関連情報

「アナリティクス」製品

  • IBM Cloud Pak for Data
    – データを洞察へと変換する方法をよりシンプルにし、自動化します。
  • IBM SPSSファミリー製品
    – 統計解析から予測分析、業務展開まで、データに基づく意思決定やアクションをサポートする、長年愛され続けるソフトウェアです。

「MERITひろば」でも

“IBM Db2” をご提案の際に役立つ情報は「MERITひろば」でも!
※会員様専用サイトのコンテンツです。ログインまたは新規会員登録が必要です。

外部サイト情報

 

back to top