概要
IBM Power Systems は Red Hat (RHEL)、SUSE (SLES)、Ubuntu が提供する Linuxディストリビューションをサポートしています。
Linux on Power はスケールアウトとスケールアップの両方の選択肢によって、待ち時間がない世界で必要とされるワークロードの最適化と重要なビジネス・ニーズに対応します。
また、IBM が独自開発を行ってきた POWERアーキテクチャーをチップレベルからソフトウェア・スタックまでオープン化し、POWER のエコシステムを更に広げるための取り組み “OpenPower Foundation” が始まっています。
特長
Power Systems の高性能・柔軟な仮想化機能、メインフレーム譲りの高信頼性機能を Linux で利用できるのが Linux on Power です。
※参照：「なぜ Linux on Power なのか？」（IBMサイト）
Linux with IBM
- 適材適所でハードウェア、ソフトウェアの選択が可能
- 幅広いプラットフォームを利用可能：Storage、Power Systems、System z、IBM Cloud
- 多くのソフトウェアを利用可能：Business Analytics、Security Information Management、コラボレーション、ソフトウェア開発
- ソースコード・レベルのサポートサービスを提供
- 障害発生時にはソースコード・レベルで対応：オープンソース・コミュニティーを通じて次のLinuxバージョンへ修正反映
Power Systems
- メインフレーム譲りの堅牢なハードウェア
- 障害時プロセッサーの自動切り離しやスタンバイ・プロセッサーの自動起動をはじめとした高可用性
- 高信頼な仮想化機能が実現する柔軟なシステム構成
- PCI デバイスや CPU、メモリーなどの柔軟で最適な構成が可能：リソースの動的構成変更、キャパシティーの動的構成、CPUの分割（Micro- Partitioning）
- 消費電力の低いプロセッサーとハードウェア仮想化によりTCO削減
製品ラインナップ
※POWER9を搭載したLinux on Powerサーバー
※製品型番に “L” がつくモデルがLinux専用機
L922 9008-22L
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S922 9009-22A
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S914 9009-41A
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S924 9009-42A
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H922 9223-22H
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H924 9223-42H
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AC922 8335-GTG (Newell)
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ディープラーニング、HPCに最適なIBM Power System AC922 “Newell”
IBM Power Systems が提供する Accelerated Compute Server （AC922 通称 ”Newell”）は、人工知能（AI）、HPC、アナリティクスといった高いパフォーマンスが要求される現代の最新のワークロードに対応して優れた性能を実現します。
ディープ・ラーニングのフレームワークや加速化の一途をたどるデータベースといったデータ集約型のワークロードを、AC922 によって確実に実装できるようになります。
AC922 は、データ・サイエンティストが希望する先進の AI のイノベーションと、IT が必要とする信頼性の両方をご提供します。
大量データの高速処理を想定し設計された POWER9 アーキテクチャーの実装とアクセラレーターにより、アプリケーション性能、パフォーマンスを大幅に向上します。
CPU-GPU間NVLinkを搭載した唯一のアーキテクチャー
NVIDIA NVLink によって可能になった高速CPU-GPU間データ転送を活用できます。
POWER CPU は、NVLinkテクノロジーを実装した唯一のアーキテクチャーであり、高速なデータアクセスとデータ処理を実現します。
NVLinkに対応した最新のTesla P100 GPU
POWER CPU と NVIDIA Tesla P100 GPU は NVLink で接続され、幅広いアプリケーションで高度な性能を発揮します。
この画期的な技術が演算処理におけるボトルネックを解消し、大規模な並列処理とデータへ高速のアクセスを実現します。
最新のOpenPOWERテクノロジーを搭載
データセンター・イノベーションを加速するオープンな開発コミュニティー OpenPOWER Foundation で生み出されるイノベーションの成果を実装しています。
優れたROI
HPCワークロード向けに設計されたシステムが素早く価値ある洞察を獲得し、優れた ROI を実現します。
E950 9040-MR9
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E980 9080-M9S
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導入効果
圧倒的なパフォーマンス
パフォーマンス強化はサーバー追加で実施してきた x86アーキテクチャで実現しえなかったパフォーマンスを実現します。
長期のハードウェア保守サービス
ハードウェアの保守切れによる5年おきの更改費用の発生を、初期費用の抑制だけでなく更改の回数も減少し、TCO を削減します。
かつてない堅牢性
複数サーバーで信頼性を担保していたものを障害の事前回避や活性保守可能な部品の増加によるサービス停止時間を最小限に抑制します。
x86では実現不可能な仮想化機能
仮想化を行う場合、PowerVM や KVM の活用で、x86 では実現不可能だった高度な仮想化を実現します。
